従業員数は世界130万人に拡大
さらに、他の提案には、同社の顔認識ソフトウェア「レコグニション」の政府への販売に関わるリスク調査が盛り込まれていた。
一方、26日の株主総会の冒頭で、アマゾンCFOのブライアン・T・オルサフスキーは、同社が2020年に50万人の従業員を新規採用し、全世界で130万人以上の従業員を抱えることになったと述べた。同社は2020年に前年比38%増の3860億ドルの売上を記録したが、この数字には、クラウド・コンピューティング部門の450億ドルの売上が含まれていた。
これらのポジティブな指標は、直近のMGMの買収や、2017年の137億ドルでのホールフーズの買収などの注目度の高い案件と相まって、アマゾンの実績を証明している。
しかし、新CEOのジャシーの下で同社は、規制当局からの監視の高まりや、労働問題のプレッシャーを乗り越える必要があり、これはベゾスが30年近くにわたって避けてきた問題でもある。「それは、簡単なことではないが、アンディならばきっと楽しみながら、さまざまな仕事をこなしてくれるはずだ」と、ベゾスは語った。