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米国のEEOC(雇用機会均等委員会)は、フェイスブックの社員と2人の求職者からの訴えを受けて、同社が雇用と昇進において組織的な人種差別に関与しているかどうかを調査している。

フェイスブックの黒人マネージャーと、フェイスブックに不採用とされた2人の黒人の求職者らは昨年、同社が人種差別を行っているとEEOCに申し立てを行った。彼らによると、フェイスブックは差別関連の苦情の処理を、秘密のフォーラムの仲裁に委ねており、採用や人材の配置に関わる評価を、白人とアジア系が大半を占める社内カルチャーに適合するかどうかで決めているという。

労働者らを支援する弁護士のPeter Romer-Friedmanによると、EEOCは現在これらの特定の事件の調査を通じ、フェイスブックの採用や昇進において、組織的で広範囲な人種差別が行われているかどうかを調査中という。フォーブスは、フェイスブックにコメントを求めたが、期限までに回答は得られなかった。

テック業界ではここ最近、黒人の求職者への評価が大きな話題になっている。この問題は特に、昨年12月に元グーグルのダイバーシティ採用担当のエイプリル・クリスティーナ・カーリーが、歴史的黒人大学(HBCU)の卒業生をなるべく多く採用する努力を重ねた後に、グーグルを解雇されたとツイッターで告白して以降、大きな注目を集めている。

フェイスブックが人種差別の疑惑に直面するのはこれが初めてではない。同社の元マネージャーのマーク・S・ラッキーは2018年11月に、人種的マイノリティの従業員が社内で差別されており、フェイスブックは黒人ユーザーを裏切っていると投稿した。

「フェイスブック社内では、黒人従業員の数よりもBlack Lives Matterのポスターの方が多い」とLuckieは述べていた。フェイスブックの2020年のダイバーシティレポートによると、同社の黒人従業員の比率は3.9%で、2014年の2%から増加していた。

編集=上田裕資

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