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苦戦するショッピングモールの強い味方


Deliverrは、完全なセルフサービス型のプラットフォームとして運営し、大量のストレージやフルフィルメントの料金を定額制にすることで、顧客が支払うコストを抑えている。これに対し、同社の競合のウィッシュやeBayらが提供するサービスは、出荷されるアイテムごとの課金制度をとっている。

パンデミックを受けて、小売業がデジタル化を迫られる中で、米国第2位のモール運営会社のブルックフィールドは、新たなEコマースのあり方を模索してきた。ブルックフィールドは、モールの空き店舗を Deliverr の倉庫として活用しようとしている。米国人の60%は、モールから車で30分以内に住んでいるため、彼らの拠点は有効に活用できる。

「Deliverrは、全ての企業のためのアマゾンプライムになれる」と、ブルックフィールド傘下のBrookfield Technology PartnersのマネージングパートナーのJosh Raffaelliは語る。「彼らは、販売において最もパワフルな変数である配送スピードを加盟店に提供する」

クラカリスは、新たな資金でDeliverrの倉庫キャパシティを拡大し、従業員を倍増させて、迅速な配送を米国全土に拡大しようとしている。8VCの創業パートナーであるアレックス・コリシッチは、2017年のDeliverrの創業当初から彼らを支えてきた。

「彼らはB2Bカテゴリの当社の出資先の中で、最も急成長している企業の1つだ」と、WishやFlexport、Asana、Branchなどにも出資するコリシッチは話した。「誰もがオンラインで物を注文し、アマゾンプライムを利用したことがある。もう一つのプライムを提供するDeliverrの成功を確信している」と彼は続けた。

編集=上田裕資

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