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最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介

Forbes JAPAN 2021年2月号 ロックダウン時代の賢者

たった数ヶ月で世界が激変した2020年。多くの企業が業績不振に喘ぎ、産業そのものが壊滅的なダメージを受けたケースもみられる。しかし、世界中を見渡せば、この苦しい環境下でも他者に先駆けて活路を見出し、未来を切り拓いた企業は各地に存在している。

社会環境が大きく変わったとき、好事例となって世の中をリードできる組織。12月25日(金)発売号では、そんなロックダウン時代を象徴する賢者たちを一挙公開。なぜ彼らは現状を打破し、未来の扉をこじ開けることができたのか。その法則を解き明かす。

希望のモデルを見つけよう




人の営みが数珠つなぎだと思わせる例は多い。

例えば1908年、ニュージャージー州の医師が市の貯水槽に塩素剤を入れた。飲料水を薬品で消毒する概念がなかった時代、彼の行動は物議を醸した。だが、腸チフス感染などによる幼児死亡率は、その後の30年間で74%も低下。さらに全米中に公営プールが誕生し、女性の水着は新たなファッション産業を興した(S・ジョンソン著『世界をつくった6つの革命の物語』に詳しい)。予想しない未来をつくるのは、誰かが必死な思いで扉を開く行為から始まるのだ。

経済活動が停滞した2020年、私たちは数珠つなぎを生む事例を探して、それを4つに分類した。

「ニーズの先読み」「新しい売り方」「幸運を呼ぶ備え」「正しさの追求」


当たり前のことと思うだろうが、この常識を誰もが真剣に考えた年は他にないだろう。特集で取り上げた人々は、何かを機に知恵を絞って工夫をした者たちだ。

賢い知恵で開いた扉から別の誰かが何かを学び取るだろう。パンデミックが連鎖なら、希望をもたらすモデルも連鎖する。未来をつくるのは、誰かが必死な思いで扉を開く行為から始まるのだ。未来とは、人の心を動かすモデルを身近なところで見つけることからスタートするのだ。

1:ニーズの先読み(Demand forecast)


社会は絶えず変化し、人々の求めるものも変わる。未来を切り拓く一つのヒントは、将来の需要を見据え、他者に先駆けて、そのニーズを満たすビジネスを展開することだ。



ネットフリックスCEO リード・ヘイスティングス

ハリウッドの未来を書き変えた「人の心を動かすチーム」

2:新しい売り方(Creative sales)


航空、観光、飲食など、パンデミックで壊滅的なダメージを受けた産業は少なくない。既存のビジネスモデルが通用しなくなったときに必要なのは、新しい売り方の創造だ。



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Forbes JAPAN編集部

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