アップルTVは、ニュースサイトDeadlineの取材に、この作品がクリントンがチェルシーと共同執筆した著書の「The Book of Gutsy Women(勇敢な女性たちの書)」をベースとしたものだと述べた。この本は、偉業を成し遂げた女性たちの伝記集で、彼女たちが感銘を受けた100人以上のGutsy(勇敢)な女性の物語が収められている。
ドラマで描かれるのがどの人物になるかは不明だが、本では子供が教育を受ける権利を訴え続けノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイや、環境活動家のグレタ・トゥンベリ、元司法長官のサリー・イエイツらが紹介されていた。
クリントンがアップルTVと結んだ契約の、金銭的条件は開示されていない。
「世界はもっと多くの改革者を必要としている。困難に打ち勝ち、前進する人々の物語を伝えることで、他の人々にも行動を促すことができると信じている」と、クリントンはツイートした。
ここ最近、著名人がコンテンツ制作会社を立ち上げる動きが相次いでいる。バラク・オバマ元大統領とミシェル・オバマ元ファーストレディは、2018年にHigher Ground Productionsを立ち上げ、ネットフリックスと複数年契約を結び、ドラマや映画を制作している。
今年9月には英国のヘンリー王子とメーガン・マークルが制作会社を設立し、ネットフリックスと独占契約を結んだことを発表した。