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2020.11.06 15:00

アマビエだけではない。私たちを守ってくれるかもしれない「厄除け郷土玩具」の世界

古来から伝わる厄除け郷土玩具の入手法から使い方まで解説

古来から伝わる厄除け郷土玩具の入手法から使い方まで解説

誠文堂新光社は、2020年11月24日(火)に『全国厄除け郷土玩具』を発売する。
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コロナ禍、水害、地震と、厄除け祈願が高まる現代。古来から伝わる厄除け郷土玩具を100品以上収録し、入手法から使い方までわかりやすく解説。

疫病を払うのは、「アマビエ」だけではない。日本には昔から「厄を除ける」といわれる郷土玩具が、全国に多数伝わっているのだ。

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本書では、疫病退散、無病息災、厄除消除、悪霊退散、家内安全と、願いごと別に郷土玩具を紹介。それぞれの郷土玩具の由来から、ご利益、飾り方、使い方を掲載します。収録する郷土玩具は100品以上。巻末には郷土玩具の入手先を掲載している。

著者は「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」の会長を務める中村浩訳さん。郷土玩具のいわれや歴史、使い方などを、職人さんたちとのエピソードも交えて解説していく。

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目次抜粋


神社やお寺のお守りと郷土玩具

一章 疫病退散
弘前の金魚ねぷた/下川原の人形笛/赤べこ/宇都宮の黄鮒/山名八幡宮獅子頭/蘇民将来/鴻巣の赤物/駒込富士神社の麦藁蛇/大國魂神社のからす団扇とからす扇子/笊冠り犬/鳩笛/金櫻神社の虫切り鈴/清水のいちろんさん/小坂井の風車/伏見の一文牛/神農の虎/大覚寺の昆布だるま/法華寺のお守り犬/和歌山の寝牛/はこた人形/高松の奉公さん/尾崎の人形笛/木の葉猿/長濱神社の雛絵馬/昇り猿/コラムその一、赤みみずく

二章 厄除消除
湯沢の犬っこ/だるま/第六天神社の天狗絵馬/王子稲荷の火防の凧/芝大神宮の千木筥/だるま抱き猫/弾き猿/飛騨のさるぼぼ/宇津ノ谷の十団子/吉田神社の追儺厄除け面/伏見の布袋/友引人形/出雲の左前人形/鳥取の流し雛/吉備津のこま犬/福獅子/コラムその二、伏見の赤物

三章 悪霊退散
お鷹ぽっぽ/鬼鎮神社の鬼の絵馬札と金棒守り/愛宕神社の羽子板/浦佐の猫面/獅子頭/鎌倉宮の獅子頭お守り/氣比神宮の桃太郎神像/鬼祭の鬼面/鞍馬寺の福虎/見島の鬼揚子/宇和島の牛鬼/コラム、草津の猩々

四章 家内安全
コロポックル/忍び駒/唐桑のさっぱ舟/会津若松の風車/子育て木馬/村松山虚空蔵堂の宝舟と真弓馬/富山の福徳人形/金沢の便所の神サン/松本の七夕人形/凧/住吉大社の招福猫/天神/稲畑人形の雷除天神/岡村天満宮の西瓜天神/田面船/大竹の鯉のぼり/ヨイヤショ/嫁入り人形/鷽/八朔の藁馬/法華嶽薬師寺のうずら車/鹿児島神宮の信仰玩具/矢数

全国厄除け郷土玩具 入手情報


著者プロフィール
中村 浩訳(なかむら・ひろのぶ)◎「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」会長。1943年静岡県浜松市生まれ。デザイン事務所経営のかたわら、郷土玩具の収集にいそしむ。「独楽の会」「日本雪だるまの会」「郷土玩具文化研究会」「日本人形玩具学会」会員。郷土玩具関連やだるまの著書監修書多数。

書籍概要
書名:全国厄除け郷土玩具
著者:中村 浩訳
仕様:四六判、192ページ
定価:本体1800円+税
発売日:2020年11月24日(火)
ISBN:978-4-416-62063-2
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書籍に関するお問い合わせ先
誠文堂新光社
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PR TIMESより

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