今回、Forbes JAPANは初の試みとして、AI技術を用いて、3ヶ月におよぶ計算を経て「将来にわたり大きな成長が見込まれる企業」や「過去10年間で大きな事業転換を推進した企業」のランキングを作成した。
9月25日(金)発売号は、「社会の設計図」を目指す本誌リニューアル第3弾として、こうした未来の成長企業245社を一挙公開。同時に、未来に適応するための彼らの戦略を詳説する。
変革を成し遂げるための鍵とは
世界を襲ったコロナショックで私たちの生活やビジネス環境は一変し、多くの日本企業は未曾有の減収に直面した。従来の延長線上を想定したビジネスでは、限界がみえつつある。「稼ぎ方」を変えなければならない大変革時代に突入したのだ。
しかし、ピンチはチャンスでもある。デジタル・トランスフォーメーション(DX)の重要性を指摘する声は日増しに高まるばかりだが、見方を変えれば、AIやIoTなどの先端技術を、どの企業でも比較的容易に活用できるようになったともいえる。「武器」を手にしたあとはどう戦うかだ。変革の本質はデジタルを活用することではなく、それを使い、どうトランスフォーメーションするかにある。自社の存在意義を見つめ直し、どう組織をつくり変えて、社会にどんな影響を与えていくのか。その先にあるのが、大変革時代を生き抜き、持続的な成長を遂げる企業の姿である。
では、変革を成し遂げるための鍵は? Forbes JAPANは今回、AI技術を用いて「未来の成長企業」のランキングを作成した。彼らが未来の成長領域をどう見極め、変革を成し遂げようとしているのか、そのプロセスやメソッドを解き明かすことは、コロナ時代のリーダーたちへのヒントとなる。
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ファイザー アルバート・ブーラ 会長兼CEO
ワクチン開発レースを制するのは誰だ 米製薬最大手が挑む大胆な賭け<出典>
Forbes JAPAN 2020年11月号 AIが選んだ未来の成長企業245
2020年9月25日発売 1100円