4. 価値観や優先事項が変わった
キャリアをスタートした時はおそらく20代の独身で、心配事などなかっただろう。一方、結婚して2人の子どもができた今、1日18時間も働く生活はもはや理想的ではない。それよりも、自由とフレキシビリティーの方が優先度が高くなっているはずだ。
自分のキャリアと価値観が合致すれば、満足感や幸福感、達成感が生まれる。価値観とキャリアが合致しなくなったら、大胆なキャリアチェンジが必要な時のかもしれない。
5. 仕事に情熱が感じられない
お金を稼ぐことと、情熱を感じることに打ち込むのは、両立が不可能なことではない。楽しい仕事は稼げないと思い込んでしまう人は多いが、それは間違いだ。自分の仕事に情熱が持てているなら、その仕事は有意義なものだと言える。
仕事を有意義だと感じている人は満足度とエンゲージメントが高いということは、さまざまな調査から一貫して示されている。そのような人は、挫折からの立ち直りも早く、ミスを失敗ではなく学習のチャンスだと捉えられる。つまり、仕事に明確な目的と意義を感じられれば、生き生きと働けるのだ。
スティーブ・ジョブズはかつてこう言った。「仕事は人生の大部分を占めるもの。本当に満足する唯一の方法は、素晴らしいものだと信じられる仕事をすることだ。そして素晴らしい仕事をするためには、自分のしていることを好きになるしかない。そうした仕事がまだ見つからなければ、探し続けるべきだ。妥協してはいけない。心をめぐるあらゆることと同じように、見つかればすぐにそれとわかるだろう」
