ライフスタイル

2020.07.01 15:00

世界中の消費者と酒蔵を繋げるアプリ「Sakeist」 世界同時に提供開始

Khariis(カリス)が、世界における日本酒の消費市場拡大およびプロモーションを目的として、海外の消費者・ソムリエと日本の酒蔵が繋がるアプリ「Sakeist(R)」(サケイスト)をiOS版、Android版共に公開した。
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縮小が止まらない日本国内とは対照的に、日本酒の輸出市場は右肩上がりで成長を続けている。2019年の輸出総額は234億1212万9000円にのぼる。

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しかしながら、日本酒のラベルは多くの場合日本語で記載されており、日本酒のスペックを表す「純米大吟醸」のような用語の意味を理解し、かつ、ラベルも読める消費者は海外においては極めて少ないため、消費者の数および消費量における拡大において日本酒業界は課題を抱えている。
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また、海外におけるプロフェッショナルと消費者の多くは、どちらも日常的にワインに接し、愛飲しているため、ワイン目線での用語解説や味わいについての多言語での解説・紹介するアプリが求められてきた。

さらに、世界のワイン業界においては、造り手であるワイナリーのストーリーが重要視されているが、酒蔵それぞれに異なるストーリーを英語などの言語で紹介するツールもなかった。

それらの課題を解決し、あらゆる人にとって見やすく、そして、日本酒が「世界酒」として定着するための、消費者・プロフェッショナル・酒蔵が繋がる強固なコミュニティの育成も目指し、アプリ「Sakeist(R)」を2019年から開発、サービス提供に至った。

アプリの特徴

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お酒・酒蔵についての画面イメージ

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その他の画面イメージ

1. 日本酒版SNS

ユーザーがスキャンしたお酒の画像がSNSのニュース・フィードのように表示されることで、自分が知らなかったお酒に出会える。

2. ​Tasting Matrix​

ワイン・テイスティングを軸としたマトリックスで、どんな味わいの日本酒か、ひと目で分かる。

3. 画像付き酒蔵のストーリー

酒蔵公式の画像で、造り手の歴史背景を知ることが出来る。

4. 日本酒を扱うレストラン検索

5. 日本酒クイズ&用語ディクショナリー

海外の消費者やソムリエはもとより、日本人ですらいかに手間暇を掛けて造られているか知らない、「日本酒造り」とワインに匹敵するその高い価値をクイズを通じて学ぶことが出来る。

また、ラベルに記載される「山田錦」「あらばしり」「袋しぼり」など、専門用語だらけで分かりにくい日本酒特有の用語を検索することができる。

Sakeist(R)概要

提供言語:英語・日本語(2020年以内にフランス語版をリリース予定)
提供OS:iOS10以上、Android7以上

Khariis(カリス)について

発祥から約2000年と言われている日本酒。代表の秋月杏奈は、日本国内の市場において消費量、酒蔵の軒数のどちらも衰退が止まらない業界の将来に強い危惧を感じ、文化や歴史、ストーリーを伝えながら、約32兆円とも言われる世界全体のワイン市場の消費者が日常的に日本酒を楽しむ社会を創造することで、日本酒業界が発展を遂げられる未来を創り上げたいとの理念の元に、Khariisを設立した。

2019年、東京都主催女性起業家育成プログラム「APT Women」第4期に採択。

代表 秋月杏奈

千葉県出身。仏国Reims Management School(現NEOMA Business School)International MBA修了。

食やワイン業界での営業・マーケティングなどを経て、2019年Khariis設立。2度のフランス留学を通じて日本の文化、特に食文化の高い歴史的価値と共に少子化などによる日本における消滅の可能性を危惧。また、ワイン業界時代に、日本酒業界で活躍するリーダー、イノベーターの方々などに出会い、海外における日本酒市場の高いポテンシャルも感じ、日本酒業界に転身。

PR TIMESより

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