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2020.05.05 15:00

新国立劇場「巣ごもりシアター」第2弾 バレエ公演作品を無料配信

バレエ『ドン・キホーテ』2016年公演 撮影:瀬戸秀美

バレエ『ドン・キホーテ』2016年公演 撮影:瀬戸秀美

新国立劇場が、劇場主催公演の記録映像を劇場サイト上で無料配信するサービス「巣ごもりシアター」にて、新国立劇場バレエ団によるバレエ公演2作品を5月1日(金)から追加配信することを決定した。
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「巣ごもりシアター」案内ページ>>

新国立劇場屈指の名舞台を自宅で何度でも


5月の第1週(5月1日(金)15時~5月8日(金)14時)の配信作品は、情感あふれるドラマチックな振付で知られる英国の巨匠ケネス・マクミランによる『マノン』。この作品は、新国立劇場バレエ団にとって8年ぶりとなる再演として2020年2月に上演されたが、残り2公演を前に公演中止となっていた。

バレエ団プリンシパル 米沢唯と、英国ロイヤル・バレエ・プリンシパル ワディム・ムンタギロフの卓越した技術力と、今まさにその時代の人物が生きているかのような表現力と役柄への深い解釈で、作品の世界観を眼前に繰り広げ、公演当日はスタンディングオベーションが湧き上がった。
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そんな新国立劇場屈指の名舞台となった公演を、自宅で、配信期間中何度でも観劇できる。

5月第2週(5月8日(金)15時~5月15日(金)14時)の配信作品は、スペインの港町を舞台とし、セルバンテスの名著を題材としたクラシックバレエの名作『ドン・キホーテ』。今年のゴールデンウィーク中(5月2日~10日)に上演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により上演を断念した。

スカッとするような超絶技巧を披露する見せ場が随所に散りばめられ、そして新国立劇場バレエ団が誇る美しいコール・ド・バレエ(群舞)も存分に堪能できる、目にも楽しい古典バレエの大人気作は、晴れ晴れとした初夏のご観劇にふさわしいプログラム。異国情緒あふれる音楽とカラフルな舞台美術・衣裳も相まって、軽快なお祭り気分へといざなってくれることだろう。

観劇後はSNSなどで「#巣ごもりシアター」「#nnttathome」のハッシュタグと共に感想を寄せてみてはいかがだろうか。

*動画視聴に伴う通信料は、自己負担となる。

配信ラインアップ&スケジュール

バレエ『マノン』(2020年2月23日公演)
配信日:2020年5月1日(金)15:00~5月8日(金)14:00

バレエ『ドン・キホーテ』(2016年5月5日公演)
配信日:2020年5月8日(金)15:00~5月15日(金)14:00

*5月15日以降も映像配信を予定している。近日詳細を発表。

配信予定公演詳細

バレエ『マノン』(2020年2月23日上演)

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2020年公演 撮影:瀬戸秀美

音楽:ジュール・マスネ 
編曲:マーティン・イェーツ
振付:ケネス・マクミラン
出演:米沢唯、ワディム・ムンタギロフ、木下嘉人、中家正博、木村優里、本島美和、福田圭吾、貝川鐵夫 ほか
指揮:マーティン・イェーツ 
管弦楽:東京交響楽団

アベ・プレヴォーによって書かれたマノン・レスコーの物語を、英国バレエの巨匠ケネス・マクミランがバレエ化した、ドラマティック・バレエの最高傑作のひとつ。愛ゆえにひたすら破滅へと落ちていくマノンとデ・グリューの美しくかつ壮絶な物語だ。

デ・グリュー役には英国ロイヤル・バレエ プリンシパルのワディム・ムンタギロフを迎え、8年ぶりに上演し、大喝采を博した。

配信日時:2020年5月1日(金)15:00~5月8日(金)14:00
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PR TIMESより

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