飲食事業者にとって低リスクで開業でき、安心して事業を継続できるフードトラックの標準化に向けたコンセプトモデルとして開発した。これにより、コロナウイルス感染拡大の影響を受ける飲食店へのフードトラック開業支援を本格始動する。
「既製品」が存在しないフードトラック
米ニューヨークでは、飲食店はデリバリーとテイクアウト以外禁止されるなど、この先従来通りの固定店舗ビジネスを構築することが難しい時代となっている。ワクチンが完成するまで1年以上と試算されていることからも、コロナウイルスによる3密回避要請の社会情勢は長期化すると予測される。
飲食店の在り方の大転換が問われるなか、テイクアウト、デリバリーにも対応可能で、人のいる場所に移動して営業できるフードトラックの需要が増す一方、スピーディーに、最小限のリスクで開業のスタートを切ることが求められる。
フードトラックには「既製品」が存在せず、多くの場合は各自動車メーカーが生産しているベース車両にキッチン部分を架装して専門業者が製作する「改造車」を使用している。フードトラックオーナーの要望は多様で、殆どがカスタムオーダー仕様となることから大量生産できず、近年のフードトラック開業希望者の「モビリティビジネスを始めたい」という要望に対して応えきれていなかった。
また、毎日稼働することで走行距離はかさみ、キッチン部分での調理作業等と、車両を酷使するため、日々のメンテナンスを怠ることで故障のリスクも高まる。これまで万が一故障や不具合が起きた場合の対応など、安心安全に車両を使い続ける方法を、各事業者が数ある選択肢の中から自ら模索することも開業や事業を継続していく上での負担となっていた。
高品質・低リスクの「フードトラックONE」
「フードトラックONE」サービスの特徴
1. 2300台以上の知見を結集した高品質標準モデル
850店のフードトラックと提携し、全国230カ所でフードトラックのランチスペースを展開するメロウと、これまで創業から1500台のフードトラックを作り続けてきたフードトラック製作のプロフェッショナル、あいあんクックの知見を合わせ、フードトラック事業者に必要な機能と安全性を実現した完全新車のフードトラックモデルだ。
2. 保険・車検コミコミで月々定額8万1000円。低リスクでスタート可能。
開業後、利益が出るまでの間の運転資金を確保するためにも、車両の全額代金を支払うのは不安が大きいもの。フードトラックONEなら、頭金159万円(税込)に月々の支払い8万1000円のみで、保険・車検も込みの定額という、最小限のリスクで開業ができ、さらに車両は5年後のリース契約満了時には安価*で購入可能だ。
*22万円(税込)+諸費用
3. 安心安全のリスクサポートと相談体制
フードトラックONEには万が一に備える車両保険・賠償責任保険・車検費用も含まれ、あらゆるリスクに対応するほか、開業準備期間には事業計画や店のコンセプトに関する相談に、開業後には営業に関する不安や疑問にお答えする完全サポート体制で経営をバックアップする。
フードトラックONEについて>>
*関西エリア及び九州エリアにおいては別プランとなる