ライフスタイル

2020.03.12 16:00

地球から見た宇宙を表現──エルメス

HERMÈS─Arceau L’ Heure de la Lune

腕時計は、より多様化し、より個性的になってきた。もっと腕時計に興味が持てれば、自身のスタイルは格段に向上するだろう。


HERMÈS─Arceau L’ Heure de la Lune

月をテーマに、地球から見た宇宙を表現したモデルだ。まず目につくのが、時間と日付が表示されたスモールダイヤル。これが浮いたような状態になっており、それが独自開発のモジュールによって可動(59日で1周)することで、その下に描かれている月の満ち欠けが表現されている。ほかにはない、美しく独創的なムーンフェイズ・ウォッチだ。

2つの月はマザー・オブ・パールで描かれており、6時側(下部)が北半球から見た月。12時側(上部)が南半球から見た月面となっている。さらに、12時側の月には、かつてメンズシルクのモチーフだったペガサスが描かれている。ウォッチメーカー“エルメス”の力量を存分に発揮した1本である。



ケース素材 : 18Kホワイトゴールド
ケース径 : 43㎜
ムーブメント : 自動巻き Cal.H1837
価格 : 320万円
問い合わせ : エルメスジャポン(03-3569-3300)

text by Ryoji Fukutome

この記事は 「Forbes JAPAN 1月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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