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投資家としても、「世界中の人々を助けられるヒーローになる」ことを目指していますから、大前提として“志が大きな起業家”にしか投資をするつもりはありません。

事業の成長性や市場の大きさなど、投資に値するビジネスかはシビアに判断しますが、最後は人間性を見ます。内から情熱が湧き出る本気の起業家と手を組みたいんです。

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また投資家という職業は、僕がビジネスをする上で一番の強みとなる「影響力」を活かせる仕事。投資家にもさまざまなスタイルがあり、ファイナンスの支援だけをする投資家がいれば、経営をハンズオンで支援する投資家がいます。僕は経営者として得た知見や、サッカーを通じて得た組織マネジメントの方法論に加え、影響力という武器を付与することで、スタートアップの躍進を後押ししていくつもりです。

また投資家として、起業家のみなさんに、「日本はまだまだやれるぞ」と伝えたい。ビジネスやスポーツに限らず、日本人は何かと、海外にある種の劣等感を持っているように思います。でも、間違いなく互角に戦える。何より、僕が証拠です。

僕はジュニアユースのセレクションに落選していますし、大学進学をする際にはスポーツ推薦をもらえず、大学ではスタンドで太鼓を叩いている時期もありました。しかし、世界を代表するアスリートたちと戦うことができています。

だから、恐れず世界に飛び出してください。やる前から勝負を諦めることほど、もったいないことはない。成功が保証されている挑戦はないけれど、成長が約束されていない挑戦もまた、存在しないのです。

長友佑都は、背中で語る

僕はサッカー選手である以前に、長友佑都という、ヒーローに憧れる一人の人間です。だから、肩書きで自分を語ることも、役割を限定するつもりもありません。ただひたすら、ありたい将来のために、今できることに向き合い続けます。

それが起業なのか、投資なのか、アスリートなのかは分かりません。今とは違うアプローチだってあり得るでしょう。もちろん困難は少なくないと思います。でも、だからこそ面白いじゃないですか。

人生のゴールに少しでも近づけるのであれば、畑違いのことに挑戦することも、失敗することも厭わない。2020年も、まだ見ぬ“ヒーロー第一号”になるため、失敗を恐れず新たな挑戦をします。その背中を、みなさんに見せていきます。

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投資としては、僕の人生のストーリーがシンクロするスポーツやヘルスケアといった分野を中心に考えています。規模やタイミングなどは検討が必要ですが、もし僕の考えに賛同してくれる起業家の方がいるなら、ぜひタッグを組み、社会に価値を届ける同志になりましょう。投資家・長友佑都として、日本のスタートアップエコシステムを盛り上げていきます。

文=倉益璃子・小原光史 写真=伊藤圭

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