キャリア・教育

2019.11.18 22:00

年末のごたごたを乗り切り、1年をしっかり締めくくる4つの方法

Elnur / Shutterstock.com

2019年の終わりまであとわずか。この時期には仕事が忙しくなり、社交イベントも立て続けに入ってものごとがうまくいかなくなり始め、集中力や規律、やる気が失われてしまったように感じる。

このシーズンを楽しみ、家族や友人との時間を作ることは重要だが、1年をしっかりと締めくくり、最後の最後で目標や規律正しい生活が崩壊しないようにすることも重要だ。この2つを両立させ、年末に心と体の崩壊を防ぐためにできることはある。ここでは今年1年をしっかり締めくくるためにできる4つのことを紹介する。

1. 習慣をできる限り崩さない

通常の状態を維持するため、1日のうちほんの一部だけだとしても、できるだけ普段のスケジュールを守ること。ショッピングやパーティーなど年末のイベントにはそのための時間を設定し、そこだけに限定する。そうすれば仕事での集中力と生産性を維持でき、年末までの1日・1週間の予定や生活が狂うことはないだろう。

イベントがないときには、健康的な食生活を維持し、運動をして、年末に向け寒い日が続きストレスが増える中でも精神の鋭さや健康を維持できるようにすること。年末行事がある日でも、その行事に1日中振り回されないようにする。そうでなければ年末までの間、そうした行事にずっと振り回され続けることになるからだ。普段の習慣をできる限り守れば、年の終わりにはより健康的で幸せに感じられるはずだ。

2. 今年を簡単に振り返る

今のうちに今年のことを振り返ろう。自分が立てた目標とそれに対する進捗、達成できなかったことを考える。自分がうまくできたことやできなかったことは何か。障壁になったことは何か。そうした障壁を避けるためできたことはあったか。自分の弱みを克服するために何ができるか。自分の強みについて、なぜ自分はそれが得意なのか。目標に対する進捗度合いをできるだけ正確に測るようにし、達成した目標や達成できなかった目標についてはその理由を徹底的に評価しよう。

3. 今年中にまだ達成できる目標を考える

振り返りが終わったら、まだ今からでも今年中に達成に近づける目標、あるいは今からでも達成可能な目標がないかを考えよう。家でやりたかったことや、仕事でのプロジェクトの完了、新しい習慣作りなど、あと少しのところで達成できていない目標がいくつかあれば、年末までに終えられるように目指そう。そうすれば気分が良くなり、新年を素晴らしい形でスタートできる。

4. 来年の目標について考える

新年の目標や抱負は12月末か1月頭に考え始めるのが一般的だが、今の時点で早めに目標について考えておくと良い。今年1年を見直し、年末までの目標を書き出したら、今度は来年や来年の目標、来年挑戦したいことについて考えよう。そうすることで、1月になれば幸先の良いスタートを切り、すぐに取り組む準備ができる。

編集=遠藤宗生

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