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また、少々変わったところでは、「太陽光発電」などの投資商品も取り扱っているとのこと。このような「マニアック」な商品も含め、OneMile Partnersでは、一人ひとりにカスタマイズされた形で、「働く世代」の方々の資産形成を支援していくと泉田氏は語る。

今後はデジタルマーケティングにも注力。O2O戦略で成長を目指す



2019年11月6日現在、「資産のセレクトショップ」の店舗としては、「丸の内スタジオ」のみを構えている状況であるが、順次、店舗数を拡大していく予定だと言う。まずは、主要都市を中心に店舗数を増やし、それ以外の都市についても、小型店舗を活用しながら、積極的に進出することを検討しているようだ。

また、店舗の拡大と平行して、チャット機能を搭載したアプリを開発することで、顧客接点のさらなる多様化を図っていくと原田氏は語る。

「ウェブ上で集客し、セミナーを介して、店舗に来訪して頂く。そして、アプリ上でチャット形式でやり取りをして頂く。こんな流れを想定しています。今回のDX戦略を遂行する上で、IPA未踏のクリエーターでもある塚田翔也やEC支援システム、コールセンター、物流管理システムなどを自ら立ち上げた実績を持つ瓜田雅和などが参画しています。そして、このようなO2Oマーケティングを主軸に据えたデジタル戦略を活用することによって、お客様一人ひとりに対する提供価値の最大化を図っていきます」(原田氏)

OneMile Partnersは、今回の資金調達を契機として、成長へのアクセルをより一層加速し、国内ナンバーワンの資産運用プラットフォームを目指すと言う。小田嶋氏は、上記のビジョンを踏まえた上で、国内金融業界に対する問題意識を明らかにしつつ、日本の金融市場のさらなる発展に貢献していくと言いながら、今後の展望を最後に語ってくれた。

「この国で、多くの方々が資産運用に対して”及び腰”になってしまっている原因の一つとして、『変な商品を売りつけられるんじゃないか』というような販売側に対する『不信感』が根底にあるのではないかと個人的には考えています。私としては、その状況を、金融機関の皆様と協力しながら変えていきたい。そして、スーパーマーケットで安心して買い物をするように、金融商品を安心して選ぶことができる、そんな”場”をつくりたいと考えています」(小田嶋)

文=勝木健太

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