フォーブスのリアルタイム・ビリオネアランキングのデータで、Duffieldの資産は11億ドル減少し、100億ドル(約1兆900億円)になった。CEOのBhusriの資産は2億3600万ドル減少し、21億ドルになった。
ワークデイのコア事業は人事向けソフトウェアだが、10月14日に同社は、この部門の売上成長率が低下し、2020年までに20%になるとアナリストに述べていた。Bhusriはクラウドソフトウェア企業のCoupaの成功を例にあげ、企業の支出管理などの新部門に進出すると述べた。
現会長のDuffieldは2005年にBhusriとワークデイを共同創業し、2012年に上場させていた。Duffieldは以前にソフトウェア企業のPeopleSoftを設立し、2005年にオラクルに100億ドルで売却していた。ワークデイの売上は、2019年7月までの四半期に32%増を記録し、8億8800万ドルに達していた。
ワークデイの株価は今年1月から7月にかけて29%の急騰となったが、現在では年初の水準まで下落した。Bhusriは今年10月に発表のフォーブスの富豪リスト「フォーブス400」に今年初めて登場していた。