ガンズ・アンド・ローゼズ、1987年の楽曲がYouTubeで10億再生

1987年のガンズ・アンド・ローゼズ(Photo by Jeffrey Mayer/WireImage)

1987年のガンズ・アンド・ローゼズ(Photo by Jeffrey Mayer/WireImage)

ガンズ・アンド・ローゼズが1987年に発表した楽曲「スウィート・チャイルド・オブ・マイン(Sweet Child o’ Mine)」の音楽ビデオが、1980年代の楽曲としては初めて、ユーチューブで10億回再生を突破した。
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ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲が10億再生を突破するのは、これが2回目だ。1992年の「November Rain」も昨年、10億再生を突破しており、90年代の楽曲としては唯一、この指標を達成している。80年代と90年代の双方で、最多の視聴回数を達成したことにより、このバンドのクラシックロック界での覇権がさらに強固なものになった。

「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」は1987年のファーストアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」の収録曲で、翌年シングルカットされていた。パワフルなバラード調のこの楽曲がビルボートのHot 100で首位を獲得したことが、アルバムの売上を押し上げ、「アペタイト・フォー・ディストラクション」は史上最も売れたデビューアルバムとなった。

ガンズ・アンド・ローゼズは、2016年からスタートしたワールド・ツアー「Not In This Lifetime…Tour」の成功で、ストリーミング分野でのポジションを確固たるものにした。今回のツアーは既に5億6000万ドル(約609億円)以上の売上を生み出し、ツアーの売上げランキングで史上3位を記録している。ツアーは2020年まで継続する予定だ。
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再生回数の伸びは衰える気配を見せていない。プレスリリースによると、ガンズ・アンド・ローゼズのユーチューブ上の再生回数は2019年に8億9500万回に達しており、米国及び世界のトップ200アーティストにランクインしている。

「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」の再生回数は1日あたり60万回近くに到達しており、今後のツアーの拡大やフェスティバルへの参加などにより、2020年もさらに再生回数を伸ばすことが期待される。

編集=上田裕資

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