ビジネス

2019.09.18

「東京五輪を最もイノベーティブな大会に」 インテルが狙うテクノロジーの活用

(中央右)インテルコーポレーション セールス&マーケティング統括本部 副社長兼オリンピック・プログラム・オフィス本部長 リック・エチュバリア (中央左)インテル株式会社代表取締役社長 鈴木国正


平昌オリンピックでは「インテルtrue VR テクノロジー」を用いたバーチャル・リアリティー放送が実現されたが、東京五輪でも開会式、閉会式、陸上競技、ボクシングを始めとする競技でVR放送が配信されるという。

さらに、大会直前にはCAPCOMの「ストリートファイターⅤ」とPsyonixの「ロケットリーグ」による対戦形式のeスポーツ・トーナメント「Intel World Open」を開催することも発表した。


顔認証システム「NeoFace」 

インテルの東京支社が開設されたのは1971年、今から約50年前になる。インテルが70年代初頭に開発したマイクロプロセッサを、パソコンよりもいち早く導入したのは、日本の工作機械産業だった。

その後この分野で日本は急成長を遂げ、インテルのMPUにも好影響があったと指摘されている。工作機械産業と同じく、インテルのテクノロジーが東京五輪へどのような好影響を与えてくれるのか期待したい。

文・写真 本多カツヒロ

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