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2019.09.03 07:00

社会現象を巻き起こす韓国発のオーディション番組、日本版がついに上陸

(C) LAPONE ENTERTAINMENT

韓国の音楽専門チャンネル『Mnet』にて2016年に放送がスタートした、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101」。10代、20代の男女を中心に“プデュ”という名前で親しまれ、グローバルで活躍するアーティスト、新語・流行語を生み出すなど社会現象を巻き起こしてきた同番組が、ついに日本に上陸する。

9月3日、吉本興業とMCIPホールディングス、韓国を代表するエンターテインメント企業のCJ ENMは共同制作した番組「PRODUCE 101 JAPAN」の101名の練習生を発表するとともに、テレビ放送、インターネット動画配信が決定したことを発表した。

初回のテレビ放送は9月25日の深夜に「TBS系列(一部地域を除く)」で行われ、その3カ月後の年末には最終回の放送が予定されているという。インターネット動画配信は放送の翌日26日にGYAOがヤフーと協力して運営する無料動画配信サービス「GYAO!」にて行われる。動画配信は毎週木曜の午後9時に更新される予定だ。


「PRODUCE 101 JAPAN」のポスター

国民が審査員となり、勝ち残るメンバーが決まる

「PRODUCE 101」は最初の選考を通過した101名の練習生が、さまざまなミッションに挑戦。熾烈な競争を経て、最終デビューメンバーを選出するオーディション番組。

韓国ではシーズン4まで放送が行われており、これまでにガールズグループ「I.O.I(アイオアイ)」、ボーイズグループ「Wanna One(ワナワン)、HKT48の宮脇咲良などが所属する日韓合同のガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)、そして先日デビューしたばかりのボーイズグループ「X1(エックスワン)」を輩出してきた。

オーディション番組といえば、日本でも過去に「ASAYAN(アサヤン)」などがあったが、「PRODUCE 101」が従来のオーディション番組と異なるのは国民が“プロデューサー”として、投票を実施。その結果によって勝ち残る者が決定する点にある。審査員が審査を行うのが一般的だが、「PRODUCE 101」で審査を務めるのは国民。そのため視聴者は“国民プロデューサー”と呼ばれている。
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文=新國翔大

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