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アマゾンのアレクサやアップルのSiriなどの音声アシスタントは、近年急速に利用者を伸ばしている。天気予報を確認したり、検索を行う上で音声アシスタントは便利なツールだ。しかし、デバイスの操作に不慣れな人々を狙う、サイバー犯罪者の動きも活発になりつつある。

北米の非営利組織であるBetter Business Bureau(BBB)は先日、音声アシスタントを通じて、詐欺師が作成した不正なカスタマーサポートの電話番号に誘導される事例をレポートした。詐欺師らは、彼らのサイトが特定のキーワードで検索エンジンの上位に来るようSEOを行い、顧客らを偽のサポートに誘導している。

これらの悪質なサポートサイトはウェブ上では簡単に見分けがつくが、音声アシスタントで検索した場合は判別が難しい。BBBによると、音声アシスタント経由で悪質サポートに電話をかけたユーザーが、「サポート担当者」から送金を求められるケースがあるという。

さらに、コンピューターのリモート操作権限を与えるよう要求したり、不正行為を行うサイトに誘導する場合もあるとBBBは警告した。

アマゾンやアップル、グーグルなどの音声アシスタントを提供する企業が今後、何らかの対抗措置をとる可能性もある。しかし、それまでの間は音声アシスタント経由で、デバイスやアプリのサポートを依頼することは控えたほうが良さそうだ。

編集=上田裕資

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