この曲で彼女は「叫び出したくなる衝動をコントロールするべきよ。だってどんなにシェイド(批判)しても、他人のセクシャリティを変えることなんて出来ないんだから」と歌う。それに続く「You need to calm down, you are being too loud(頭を冷やしなよ。うるさいわよ)」というフレーズは、まるでトランプに呼びかけているようだ。
スウィフトは「明るい日差しの下でパレードが行われているのに、あなたは暗黒時代のほうがお気に入りなの?」と、問いかける。グラミー賞を10回受賞したシンガーは、彼女が「ダーク・エイジ」と呼ぶ時代に生きる人々に痺れを切らしているようだ。
「You Need To Calm Down」は彼女の通算7作目の新アルバム「Lover」の2枚目の先行シングルになった。1枚目のパニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーとの新曲「Me!」は4月後半に発表され、ビルボードのHot 100で初週2位を記録したが、数週間に渡りトップ圏内に留まったものの、その後は圏外に消えていた。
「Me!」の成績はかなり残念なものではあったが、スウィフトが新曲の「You Need To Calm Down」で再び注目を集めることは確実だ。