4. 珍しいグループに参加する
採用情報サイト「モンスター・コム」はグラントに対し、求職者が自分のユニークな面を出し過ぎることで、企業側から避けられてしまう恐れはあるかを尋ねた。グラントの答えはこうだ。「目標は同調性と傑出性のバランスを取ること。心理学ではこれを『最適弁別性』と呼んでいる」
グラントは学生時代、手品師仲間と一緒にマジッククラブを立ち上げた。これを履歴書に書いたところ、面接官の多くからそれについて質問を受けた。グラントは著書『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』執筆のために行ったリサーチで、マジックを履歴書に書くことによって自分を「マジシャンの彼」として印象付けられていたことに気付いた。
自分のユニークな特徴や興味を強調すれば、競争が激しさを増す職場でスマートかつ簡単に目立つことができる。