260万人が熱狂、ロジャー・ウォーターズの世界ツアーが映画に

ロジャー・ウォーターズ(Photo by Raphael Dias/Getty Images)

ロジャー・ウォーターズ(Photo by Raphael Dias/Getty Images)

英国の伝説的ロックバンド「ピンク・フロイド」のロジャー・ウォーターズの名演がこの秋、世界の映画館のスクリーンで楽しめる。
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映画配給会社のTrafalgar Releasingは、ウォーターズが2017年から2018年にかけて実施した世界ツアー「Us + Them」のドキュメンタリー映画を配給する。

Us + Themツアーはウォーターズが2017年に、25年ぶりに発表したアルバム「Is This The Life We Really Want?」の発表後に開催された。このアルバムは米国ビルボードで最高11位を記録し、シングルの「Smell The Roses and Déjà vu」は20カ国以上でトップ10入りを果たした。

Us + Themツアーでウォーターズは、数多くのピンク・フロイドの代表的楽曲を披露し、そこには「狂気」(1973年)や「炎〜あなたがここにいてほしい」(1975年)、「アニマルズ」(1977年)、さらに「ザ・ウォール」(1979年)のナンバーが含まれていた。
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2017年5月に米カンザスシティで始まったツアーは2018年12月まで続き、北米、オーストラリア、欧州、ロシア、南米で156公演を行い、260万人を動員した。今回の映画ではウォーターズのライブパフォーマンスが、最先端のオーディオテクノロジーで収録され、没入感の高い映像が劇場で楽しめることになる。

Trafalgar Releasingがウォーターズの映画を配給するのは、今回が2回目だ。2014年に同社はウォーターズが2010年から13年にかけて開催したツアーの模様を収めた映画「ロジャー・ウォーターズ/ザ・ウォール」を公開していた。

Trafalgar Releasingはコンサート映画の配給で知られ、BTS(防弾少年団)やコールドプレイ、ジョニ・ミッチェル、さらにピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアのドキュメンタリー映画も配給していた。

編集=上田裕資

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