「辞めたい」の処方箋─転職するか、踏ん張るか。辞めるまで、辞めてから。


5.これをせずに辞めてはだめ! 退職前にするべき10のこと



” 9. 未消化の有給休暇の日数や、それ以外に受け取るべき報酬等の額を計算しておく。退職時に受け取る給与明細に間違いがないかを確認できる”

退職を決めた者は孤独である。同僚からは「裏切り者」とみなされることもある。より実践的なアドバイスが詰まった記事。

6.楽しめなかった仕事の退職時面談 切り抜ける4つのコツ



”あなたをつなぎ留めるために会社は何をすべきだったのか、会社はどうすれば良くなるかなどフィードバックを求められても、ここで不満をぶちまけてはいけない。最後に悪い印象を残さないこと。たとえ自分の意見は建設的なものでネガティブではないと思っても、会社を批判している印象を与えず批判的なことを言うのは難しい”

会社と縁を切った、と思っても、実は退職時の言動がその後の自身のキャリアや評判に影響することは少なくないことにハッとさせられる記事。

7.転職活動を始める前に考えるべきこと



"朝ベッドから出ることがなかなかできないでいるだろうか? 何か楽しみにしていることはあるだろうか? 自分が惰性で動いていると感じるだろうか? やっとのことで9時15分に職場に着いた後、楽しめることやワクワクすることは何かあるだろうか? 履歴書の送付を始める前に、まずは上司に将来のことについて相談してみてはどうだろう。自分が見過ごされていると感じ、やる気が出ないと伝える"

"上司はあなたに、新たな面白い仕事をくれるだろうか? もしかしたら、上司はあなたの成長に大きく期待しているものの、それをあなたに明確に述べたことがないのかもしれない。上司があなたの気持ちやキャリアの目標を気にも留めないようであれば、履歴書の送付を始めよう"

いっときの感情や勢いで進むべき道を誤ってしまわないために、一旦立ち止まって考えたい。

8. 35歳限界説はどこへやら 増加する「ベテラン転職」



"転職数の総数は、2012年の286万人から2017年は311万人と全体では25万人増えています。それを年齢別にみると、最も転職市場で"売れる"とされてきた25〜34歳は実は2万人の減少、一方、35歳限界説を超える35歳〜44歳が2万人の増加。驚きなのは、これまでだったら転職市場では見向きもされないと言われてきたはずの45歳〜54歳が10万人も増加、さらに、55歳〜64歳でも4万人、65歳以上も5万人も増加しているのです"

「もう若くないから」と可能性を諦める必要はないのだ。

9.ミレニアル世代の新たな成功の法則 「転職をためらわないこと」



”米世論調査会社ギャラップによると、1980~96年に生まれたミレニアル世代の労働者の多くは、「ジョブホッパー」だ。年上の世代よりも、転職に抵抗がないとされる。そして、デロイトがミレニアル世代を対象に2016年に行った調査によれば、「チャンスがあれば来年、転職して新しい仕事を始めたい」と答えた人は、25%だった”

「辞める」のは後ろ向きな選択ではないのだ。むしろ成功へのステップなのかもしれない。

10.葛藤する人へ 晴々しく生きる覚悟はできているか



"唯一の正解がない世界で、他の正解を犠牲にして何かを選択する。そんなときに葛藤が起きます。 たとえば、自分がやりたい方向と、大切な人からの期待が異なる場合、個別に見ればどちらも自分にとって正しくても、何かを捨てて何かを選択しなければなりません"

"受験勉強や義務教育で習ってきたような、この一つさえ選択すれば絶対に正解である、という状況は生きる上では稀です。まるで生物のようだな、と思います。正しいことが時間の経過に伴って正しくなくなったり、逆に正しくなかったことが正しくなったりします"

"そんな中、進むべき道がわからず葛藤を抱えていたときに、大先輩の経営者の方から、「自分の中に相反する矛盾があるときには必ず何かを発見できる」ということを教えてもらいました"

辞めるにしても、とどまるにしても、葛藤を乗り越え一つの選択をしようとする過程で、得られるものは大きいはずだ。

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