人と深くつながる3つの秘密

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ネットワーキング(人脈作り)をしなければならないと考えるとたじろぐ人は多い。こうした人は、ネットワーキングが友達作りとほぼ同じだということに気づいていない。会話を始めて連絡先を交換し、後日連絡を取るという流れは人脈構築でも同じだ。

そう考えると、ネットワーキングに対する心持ちが変わり始めたはずだ。ここでは、出会った人と意義のある関係を構築できる3つの確実な方法を紹介する。

1. 好奇心を持つ

相手から何かを得ることに集中してしまう人が非常に多いが、代わりに相手が好きなものに関心を持とう。自分のことばかり話すのではなく、趣向を変えて聞き上手になる練習をする。相手に対し、自由に答えられるような質問を心から尋ねる。相手の話にコメントし、共通点を見つけよう。相手には会話中「自分の話は重要だ。この人は自分の話をきちんと聞いてくれている。この人は自分から何かを必要としているからこの場にいるわけではないのだ」と感じてもらう必要がある。

とはいえ、会話や連絡を強制してはならない。つながりを構築できない場合はそれを受け入れること。自分らしく振舞えていない場合や興味があるふりをしている場合は相手もそれを感じるものだ。人の話に心から興味を持つようにしよう。

2. 協力的になる

友達や知り合いになれそうな人の話を聞いていて、相手に支援が必要なことが分かったらどのようにして相手に協力できるかを考えよう。相手がインターンを探している場合、誰か推薦できる人はいないだろうか?相手がイベントを企画していて参加者を求めている場合、あなたにはそのイベントを共有できる場やニュースレターがあるかもしれない。また、イベントでボランティアを必要としている場合、あなたの方でその日のスケジュールから数時間捻出できるないだろうか?

あなたが問題解決者になれば、相手はそのことをいつまでも覚えていてくれる。どのようにすれば相手の生活に価値を与えられかを常に考えること。ただしその見返りを期待してはいけない。与えた恩はいずれにせよあなたに返ってくるはずだ。

3. 自分らしくなる

自分らしく振る舞い本当のことを話せば、相手にあなたのことを理解し、真のつながりを構築する機会を与えることができる。たとえ自分が弱くなったように感じたとしてもだ。他者と安心して共有できることの中で、相手の役にも立つ共通の関心事がいくつかあるはずだ。あなたが自分らしく正直になれば、相手も同じように振る舞うだろう。

あなたの方で自分をさらけ出せば、相手が恥ずかしい、あなたから非難されていると感じることは少なくなる。仕事での課題や個人的に苦戦していること、キャリアで達成したことなどの話から始めるとよいかもしれない。こうした心のこもった会話をすれば双方の心が開き、より強固な感情的つながりが構築されるはずだ。

翻訳・編集=出田静

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