3. 必要な時に充電する
燃え尽き症候群は現実のものだ。私に言わせれば、現代社会の最もおかしな風潮のひとつは、休暇を取得しないこと、そして休暇取得に伴う罪悪感だ。英ソフトウエア企業キンブル・アプリケーションズ(Kimble Applications)が昨年発表した調査結果によると、米国人の47%が付与された休暇を消化しきれていない。これは全くナンセンスだ。
人は心のバッテリーを充電する必要がある。時折、全日あるいは半日の休みを取り、そしてもちろん節目にはしっかりとした休暇を取得すべきだ。私は夏になると頻繁に午後休を取り(もちろん仕事のスケジュールが許せばだが)、マサチューセッツ州西部のスウィフト川へフライフィッシングに出かけている。こうして充実した半休を取ることで、一週間それを楽しみにして過ごせるため、効果はとても大きい。
4. 広い視点を持つ
最後ながらも大切なポイントは、ストレス要因について、できる限り広い視点を持つことだ。ストレス要因は、実際にはとてもささいなことかもしれない。仕事に関連するものであれば、恐らく誰もけがをしたり死んだりせず、時間がたてば消えるだろう。もちろん、大きて手に負えないような問題もあるが、多くの場合は自分が思っているほど大きくはない。いずれにせよ、試してみる価値はある。広い視野を持つのが悪いことはめったにないのだから。
たとえストレスが増大傾向にあるとしても、それに支配される必要はない。これらのコツを実践すれば、あなたもストレスをコントロールできるだろう。