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自動運転の技術開発が進む中、法整備が追いつかないために実現を阻む。密かに高度な技術を搭載したクルマは、どのようにその姿を変えてゆくのだろう。

SUBARU:デザイン哲学を具現化し「安心と愉しさ」を表現


アメリカでスバルが売れている。その理由は「安心と愉しさ」というブランドコンセプトに集約される。一つは、2007年から北米で展開している「LOVEキャンペーン」がある。当時は、スバルというブランドから想起されるイメージすらなかったというのが実情だ。そこで一計を案じ、スバルに乗ることで人生が豊かになるストーリーを展開し、ブランド構築に成功したのだ。

もう一つ重要なのが、クルマの衝突安全の指標として 、アメリカの消費者から絶大な信頼を誇る「トップセーフティピック」を連続で受賞し、スバル=安全なクルマというイメージが浸透したことだ。アメリカの保険業界によって設立された非営利団体「IIHS」が発表するもので、その基準は年々厳しくなっている。18年にスバルからは6車種が選ばれ、全てアイサイト装着車だ。

このテストは、18年型で実施されたものだが、その後、18年4月にアメリカにおける最多販売モデルである「フォレスター」が発表されており、さらに1世代進化した最新版が搭載されている。

標準装備の「アイサイト」には、障害物を検知して自動ブレーキで衝突を避けるプリクラッシュ・ セイフティ・システム、全車速追従機能付きクルーズ・コントロール・システム、白線内を保って走る車線逸脱抑制機能といった基本的なドライバー支援装置が装備されている。

「アイサイトセイフティプラス」を選べば、死角に忍び込むクルマや障害物の存在を警告したり、ドライバーの疲労具合をモニタリングして警告するなど、さらに高度なドライバー支援装置が備わる。

「安心と愉しさ」というブランドコンセプトは、彼らのデザイン・フィロソフィーにも反映されている。 安心をイメージさせるソリッドな塊感と、嬉しさを感じさせるダイナミックな躍動感をコアバリューに据えて、人々がSUVに求める力強さや信頼感を凝縮したスタイングを与えているのだ。


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文=青山鼓

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