ビジネス

2019.01.10

宇宙・エネルギー・食糧関連スタートアップ17社 #日本のスタートアップ図鑑


ICT活用の養液土耕栽培システム
ルートレック・ネットワークス

代表者:佐々木伸一
創業年:2005年8月
累計調達額:4億円以上

施設園芸向けの土壌環境制御システムを開発・販売。ハウス内の各種センサーで収集した情報から現在の作物状況にあった最適な液肥を自律的に供給する。

生産2倍の「植物工場」
プランテックス

代表者:山田耕資
創業年:2014年6月
累計調達額:─

人工光を用いた「植物工場」メーカー。1ユニットは電車1両分の大きさで、段ごとに断熱材で密閉しセンサー管理することで収穫量を既存の装置の2倍以上に高めた。

植物工場のための一括インフラ
ファームシップ

代表者:安田瑞希、北島正裕
創業年:2014年3月
累計調達額:1億円以上

植物工場事業者のための収益化ソリューションを提供する「植物工場事業」「農作物流通事業」、ビッグデータ解析を行う「農業データサイエンス事業」を提供。

細胞培養技術で食糧生産
インテグリカルチャー

代表者:羽生雄毅
創業年:2015年10月
累計調達額:約3億円

従来より安価で大規模に細胞を培養できる独自の技術「Culnet System」を研究開発。これを用いて、化粧品・健康食品・一般食品など細胞農業製品を展開していく。

新・タンパク質源「食べる藻」
タベルモ

代表者:佐々木俊弥
創業年:2014年7月
累計調達額:約17億円

タンパク質を豊富に含む藻類の一種「スピルリナ」の培養技術および食品の研究開発。無味無臭の生スピルリナをサプリメントとして製品化し販売している。

おいしい完全栄養食パスタ
ペースフード

代表者:橋本 舜
創業年:2016年4月
累計調達額:1億円以上

パスタの生地にビタミン群やチアシードなどの栄養食品を練り込むことで、1食に必要な栄養素をすべて含むことに成功した完全栄養食品「BASE PASTA」を開発。

カンボジアで農家向けアプリ
AGRIBUDDY

代表者:北浦健伍
創業年:2015年1月
累計調達額:約350万ドル以上

保有農地の情報から経営状況を見える化するアプリを開発。農家のスキルや信用評価で、最適な金融サービスを提供。インドでも展開。

アフリカに安く電気を
WASSHA

代表者:秋田智司
創業年:2013年11月
累計調達額:約12億円以上

アフリカの未電化地域に太陽光発電による電力の量り売りサービスを展開。村の日用雑貨店の店主と連携、ソーラーパネルや制御アプリの入ったスマホを無償リース。

文=フォーブスジャパン 編集部

この記事は 「Forbes JAPAN 日本の起業家」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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