毎日の業務が優先ではあるものの、士気を下げず長期的な成功を収めるためには、チームビルディングのため時間を作ることも重要だ。リソースが限られている企業は、こうした活動に全く投資しないかもしれない。しかし、チームビルディングは従業員エンゲージメントや忠誠心、生産性に効果をもたらすため、投資の価値がある。寒い冬の期間は特にそうだ。
人は年末年始の休暇明けに「冬のスランプ」に襲われる時がある。寒さのせいで士気が下がり、物事への関心を失ってしまう状態だ。これを乗り越えるためには、チームの士気を高い水準に維持することが特に重要だ。
人が外に出たくなるのは主に夏だが、冬でも暖かい時季と同じくらい多くの楽しい活動がある。冬に同僚や部下との絆を深めるための新しくてユニークな方法を探している人は、ここで紹介する4つのアイデアを試してみよう。これらは、米フィットネス企業フライウィール・スポーツ(Flywheel Sports)のコミュニティーマネジャー、ステファニー・シュウォルツが提案したものだ。
1. チーム対抗のクイズ大会を開催
同僚たちの共通の関心事(歴史や科学など)を探し出し、それに合わせてクイズの内容を選ぼう。チーム対抗のクイズ大会は各自の知識を楽しく試す機会となるだけでなく、勝つためにはチームワークが必要とされる。
2. 瞑想のクラスに通う
職場で長い1日を過ごした後はゆっくりしてリラックスし、再び気持ちを集中させるため、瞑想(めいそう)クラスに参加してはどうだろう? 仕事後のストレス発散のため、地元の瞑想スタジオを探そう。クラス後はリフレッシュし、ストレスも発散され、バランスが取れた状態になれるはずだ。これにより、その週の残りを気持ち良く送れるはずだ。
3. アート教室で創造力を発揮
創造力を向上させたいなら、陶芸や写真教室など、新しくて自分の安全地帯の外にある活動に挑戦し、チームの活気を取り戻そう。きっと挑戦してよかったと思うはずだ。各自の役割には直接応用できないものであっても、全体的に創造性が上がることで新たなアイデアが生まれ、仕事でレベルアップできるはずだ。
4. 運動し、5. 大声で笑い、6. 思い切り歌う
ストレスを感じ、仕事に圧倒されてしまっているなら、運動のクラスで汗をかいたり、カラオケで思い切り歌ったり、お笑いライブを観て心の底から笑ったりして、暗い気分を吹き飛ばそう。どれを選ぶにしても新たな思い出を作ることができ、月曜日に周囲と話す面白いネタが見つかるはずだ。