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2018.12.11 15:00

健康の秘訣は「コミュニティー」 他人とのつながりが人を強くする

Jacob Lund / shutterstock

健康と体形を保つ方法は比較的シンプルだ。脂肪分の多いジャンクフードを避け、定期的に運動をすること。問題なのは、方法を知っているか否かではなく、それを行動に移せるかどうかだ。

ジム通いを習慣にするのはなぜこんなにも難しいのだろう。温かく心地いいベッドやネットフリックスが原因かもしれないが、健康に最も大きく影響を与えるのは周囲の人々だ。食生活や運動習慣、そして健康全般を向上させるには、次の3点に注意しよう。

1. 良い友人を選ぶ

肥満に関する研究を行っていたニコラス・クリスタキスとジェイムズ・ファウラーは、肥満は他の多くの行動や感情と同様、風邪のように社会的ネットワークを通じて広まることを発見した。2人の研究によると、ある人に肥満の友人が1人いる場合、肥満になるリスクは45%上がる。さらに興味深いことに、その友人と面識のない別の友人が肥満になるリスクは20%上がり、さらにその友人の友人では5%上昇する。

所属するコミュニティーは自分の人生に大きな影響を与える。離婚率から幸福度まで、あらゆることがコミュニティーに影響されるため、つながりを賢く選択することだ。

2. コミュニティーベースの活動を探す

ハーバード神学校が、ソウルサイクルやクロスフィットといったフィットネスクラブを対象に行った研究では、フィットネスクラブはコミュニティー構築の観点からみて教会に代わる役割を果たす可能性があることが示された。

米国ではかつて、人々が集まる主な場所は教会だった。しかし、今やミレニアル世代の3分の1以上が特定の宗教を信仰していない一方で、多くがジムに所属している。クロスフィットなどの場所ではコミュニティーが形成され、メンバーは困っている仲間や関心を持つ活動を支援するために資金集めなどの活動を組織することすらある。

グループエクササイズなどの共同活動は、人々を連帯させ、コミュニティーを形成する。例えば、ソウルサイクルの会員がクラスに繰り返し参加する理由は、単なるワークアウトではなく、自分がより大きなものの一員だと感じさせてくれるコミュニティーがあるからだ。
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編集=遠藤宗生

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