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アマゾンCEO ジェフ・ベゾス(Photo by Paul Morigi/Getty Images)

アマゾンCEOのジェフ・ベゾスが、巨額の政治献金を行なった。退役軍人を議会に送り込むことを目的とした、スーパーPAC(政治活動特別委員会)に1000万ドルを寄付した。

ベゾスが政治関連で多額の寄付を行なうのは、今回が初めてだ。彼が1000万ドルを寄付したのは、党派色の薄い「名誉の基金(With Honorz)」と呼ばれる基金で、民主・共和の両党から立候補する退役軍人20名を資金援助するものだ。

名誉の基金は今後、3000万ドルの調達を目指しており、ベゾスと妻のマッケンジーらの寄付は、その3分の1を占めることになる。寄付にはウォルマート一家のジム・ウォルトンやハワード・シュルツ、レス・ウェクスナー、さらに投資家のジュリアン・ロバートソンも参加した。

現在54歳のベゾスは、ここ数年で民主党候補らに少額の資金援助を行なってきた。また、昨年はワシントン州での、同性婚の権利擁護の運動に250万ドルを支払った。ただし、ベゾスが寄付に注ぐ金額は、カジノ王のシェルドン・アデルソンが今年の米中間選挙に向け、民主党に献金した5500万ドルと比べると少額だ。

名誉の基金は2017年に、優れた退役軍人らの議席の獲得を支援する目的で設立された。同基金の共同創設者で元海軍のDavid Gergenは当時の声明で「米国議会で議員を務める退役軍人の数は過去最低となっている。この国の壊れた政治を立て直すために、優秀な退役軍人の力が必要だ」と述べていた。

ベゾスの資産額は現在、1640億ドル(約18兆円)に達しており、ここ数年のアマゾン株の上昇により2倍に伸びた。彼は2017年10月にビル・ゲイツを抜いて世界一の長者となった

編集=上田裕資

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