内面を見つめ直すことで資産管理に対する向き合い方は変わるというインベストメントパートナーズ代表取締役・川口一成。何のために働き、資産を増やしたいのか。各人の人生のゴールから逆算する独自の手法で、価値増大一辺倒の投資界に一石を投じる!
医療法人、開業医、勤務医などの医療従事者たちがメインクライアント。そんな彼らの人生のゴールを設定するカウンセリングから、解決策のためのコンサルティング、専門家・士業ネットワークなどを駆使した資産管理を実行するコーチングまで、ワンストップで担う問題解決プラットフォームを生み出したのがインベストメントパートナーズである。代表取締役 川口一成に、なぜいままでの資産管理では医師たちにとっては不十分なのか、聞いてみた。
資産形成は何のためにするのか?若くして父を亡くし、経済問題で未来がスポイルされるということを、身をもって感じた経験があります。社会に出てから高報酬の企業へ転々と職を替えていきましたが、どこへ行っても心が満たされない。そんななか、23歳のときに、ひとりの医師と出会いました。
その人は正面切って「人の生命を救いたい」と言える人。こんな私にも理想の医療を熱く語ってくれました。高邁な夢と現実の仕事を一致させて、日々生き生きと働いている。目が覚める思いでした。当時は投資用不動産販売をしていましたが、その医師のように志の高い人とともに仕事がしたい、そう思って思い切って転身を決めました。
自分に衝撃を与えてくれた医師のような人を相手にするなら、モノ売りではいけない。高い志を理解し、資産管理を担うことで伴走するパートナーでなくてはならないはず。そのためには最初に、夢を共有しなくてはならない。
夢を実現するためにどういう手段や時間、ネットワークが必要か。インベストメントパートナーズが、まず「カウンセリング」を行うのはそのためです。つまり予めゴールを決めて最短距離を疾走してもらうのです。そのために我々が用意したのはカウンセリング・コンサルティング・コーチングという3つの段階です。
すべてはカウンセリングから始まる資産運用というと、ただ闇雲に青天井で資産を増大させるものという印象があるかもしれません。いまの私なら、それが間違っているとわかります。
「ただお金を増やすことが、人生の目的になりますか」
この質問を我々は問いかけます。
最初にすることは、書いていただいたヒアリングシートをもとにした、理想の人生イメージの明確化です。医師との度重なるセッションで培ったノウハウとともに、はっきりとしたゴールを描いていただく。このとき、そもそも自分は何のために医師を目指したのかというところまで深く掘り下げて、対話を繰り返します。
通常の資産形成を担う会社なら、税額を軽減するためのノウハウを教えてくれます。キャッシュフローを改善したいなら、優秀な会計士を紹介してくれるかもしれません。
でもそれは所詮、対症療法なのです。熱が出たから解熱剤、咳が止まらないから咳止め、でも風邪のウイルスそのものにはアプローチしない治療法と同じです。
インベストメントパートナーズは、全体を把握して夢を共有し、そのための解決策を提示できるところが通常の投資会社と違うところです。我々は医師としての全体を見て、あらゆる観点から最善策を判断します。
具体的にはそれまでばらばらに管理していた銀行、保険、証券、不動産から税務まで、縦割りでなくすべてが連携するように一括で把握、理想を実現するために組み直していくのです。このプロセスを経るだけでも、自分の正しい全体資産状況を把握できるようになります。
理想の人生のための計画を立てる「過疎化の進んだ地域で医療環境を絶やさないことに一生を捧げたい」「早めに引退して家族とともに南の島でのんびり暮らしたい」「事業継承をしっかりして、若い人にいままで自分が得た技術を伝えたい」
夢の形はそれこそさまざま。医院を開業したばかり、勤務医として忙しくしている、院長として経営問題に腐心しているなど、タイミングも多様です。ただそうした医師たちに共通しているのは「忙しくて未来のことなど考える暇がない」といったところでしょうか。
しかしカウンセリングの段階で現状の全体像を把握し、夢との落差・距離がわかると、具体的な施策を我々のノウハウでさまざまに提供することができます。これが「コンサルティング」の段階です。具体的なゴールの目標資産額もここで決めて、各種プランを検討していただきます。運用手段のルールもここで決めます。問題点、改善点はこの段階ですべて目視できるように資料化されます。そうして問題解決プランが決定したら、いよいよ次のフェーズです。
各種士業・専門家との豊富なネットワーク実現のための実行の段階が「コーチング」です。この段階では我々のもつ士業・専門家との豊富なネットワークが強みになってきます。税理士、公認会計士、司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー、そして医業経営コンサルタントなど、欧米でファミリーオフィス型(一族すべての一括資産管理)のサービスを提供することができるのです。配偶者はもちろん、子女の将来設計まで、すべてを鑑みたアドバイスとともに、理想的な資産形成をサポートすることが可能です。
それこそ当事者の医師だけでなく、その周囲に存在するすべての人々の幸福を目指した提案ができるのが、インベストメントパートナーズの存在価値なのです。
「自分3.0」が4.0を経て「自分5.0」へ社会的な成功を手にした人を、インベストメントでは「自分3.0」と呼んでいます。さらに夢を掘り起こして実際に行動に移す人の段階を「自分4.0」、そして、目標・夢を達成した人がたどり着く地点を「自分5.0」として
います。
そうした夢のために働く豊かな人が増えれば、他者への思いやりも増えると思います。それはよりよい社会をつくるための力にもきっと、なるはずです。
「自分5.0」の具体例といえば、34歳・分院長の方を思い出します。その方はカウンセリングの中で、“人生の儚さ”“生命誕生の喜び”が小児科医を目指す原点にあったと気づいたのです。そして健康な子どもたちを増やすことこそが自分が目指すべき人生の目的だと閃いたのです。
「そのためには理想の医院を自ら開業しなくてはならない」
キャッシュフローを見直し、納税額を絞り込み、その方は夢を叶えました。資産形成というものは、このように人生の喜びのためにあるものなのです。
川口一成◎1974年、大阪府生まれ。大手不動産ディベロッパーにて設立と同時に事業に参加し、約10年間、収益型不動産のコンサルタントを担当。売り上げ100億円を達成し、最年少でマネージャー、ゼネラルマネージャーを歴任。2006年10月、インベストメントパートナーズを設立。現在、資産運用コンサルタントとして、主に不動産投資分野で幅広く活躍中。
インベストメントパートナーズが選ばれる理由
山下晃司 インベストメントパートナーズ シニアコンサルタント初めは税軽減などのソリューションが目的でアプローチいただくことが大半ですが、それでは我々の能力はほんの一部しか体験できません。
我々の特質である具体的な施策は「3C」、カウンセリング・コンサルティング・コーチングです。
カウンセリングのフェーズでは資産形成をする目的を明らかにします。通常は潜在化しているビジョンを掘り起こす役目です。リテラシーを養うと同時に内面まで見つめ直していただくことになります。なぜなら既存の投資会社と我々は、まったくスタートラインが違うからです。カウンセリングでしっかりと目標となるビジョンを確認してから逆算することで、はじめて現在すべきことが判明するからです。
コンサルティングのフェーズは、“このままだとこうなる”という現状分析と、それに伴うソリューション・プランの提示です。ここで方向性の基本的合意ができてはじめて、次の段階に進みます。
コーチングのフェーズは、専門家や士業の人々を紹介するなど、解決するためのプランを実際に実行する段階です。
通常では保険は保険、不動産は不動産などと別管理が多いのですが、我々は夢の達成に向けてすべてを一元管理します。正直大変な作業です。でも終了後は「転換点になった」という喜びの声が多いのも特徴です。
「毎日忙しく働いているのに思ったほどお金が増えない、貯まらない」
現役時代に資産形成をしなければ医師でさえ手遅れに。
医師の資産形成を専門としたファイナンシャルエスコートが、人生のゴール設定方法から、それを実現するために必要な資産の目標額(ファイナンシャルゴール)とその算出方法、そしてファイナンシャルゴールに到達するためのライフプランをいかにして立てるかについて詳しく紹介。 “医師だからできる”実践法をまとめた一冊!
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