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2018.09.24

トッズ最高峰の革靴「J.P. TOD'S サルトリアル」を履いた感動の理由

マーケティングオートメーションの先駆企業マルケト日本法人代表の福田康隆氏は、東京・表参道でイタリアの靴づくりの真髄に出合う。

福田康隆◎1972年生まれ。大学卒業後、日本オラクルに入社し、セールスコンサルタントとして勤務。2001年に米オラクル本社に出向し、営業職に従事。04年米セールスフォース・ドットコムに転職。翌年、同社日本法人に異動。以後9年間にわたり、専務執行役員兼シニアバイスプレジデントを務める。14年6月マルケト入社と同時に同社代表取締役社長、17年10月にアジア太平洋日本地域担当プレジデントにも就任。



彼はカウチで靴を履き替え、シューレースを結び、一呼吸おいて腰を上げた。ブラウンの革の複雑な色調と上質なテクスチュアは、最初に目にしたときに「重厚感があるな」と感じた。そして、背筋を伸ばして一歩目を確かめようとした瞬間、男の目にひらめきのような光が宿る。「これは軽い!」。

いや、単に重量が軽いのではない。その靴が、彼の歩みを軽くさせているのだ。〈きっちり足に合った靴さえあれば、自分はどこまでも歩いていけるはずだ〉。須賀敦子の著書『ユルスナールの靴』の一文が頭をよぎる。

「それまで履いていた靴は、踏みしめることの重みを感じさせてくれた。しかし、この靴は軽い。身に着けるとたちまち体に溶け込み、私の歩く感覚まで変えていく」

人を慎重にさせる靴があれば、勇気を与える靴もある。新しい靴に背中を押され、fearlessの魔法を授かることもある。彼はその感覚を味わうようにフロアを歩き続けた。

福田康隆氏は、世界6,000社以上が採用したマーケティングオートメーションのイノベーターにしてマーケットリーダー、マルケトの日本法人代表を務める人物だ。

そして、彼が履いた靴は、イタリアを代表するレザーシューズの名門「トッズ」のフルブローグ。ただし、私たちが知る「トッズ」とはどこか違う。刻印は、トッズブランド誕生時の「J.P. TOD’S」のロゴだ。この靴こそ、トッズの、いやイタリアのアート・オブ・クラフツマンシップを体現する、世界のビジネスパーソン垂涎のコレクション「J.P. TOD’S サルトリアル」の逸品だ。

福田氏は「実は身に着けるものは妻の見立てがほとんど」と笑う。「トッズ表参道ブティック」を一人で訪れるのも初めてだ。福田氏とトッズとの出合いは、20代の頃、クルマを購入したときの奥様からの贈り物だった。

「自分の身に着けるもので、妻からの最初のプレゼントがトッズのゴンミーニでした」。その後、ゴンミーニを何足か履き継いで、現在も愛用しているという。

だから「トッズのイメージは」と、尋ねられると、福田氏には、ドライヴィングシューズの、革の手袋をはめたときのような、タイトで心地よい感覚と、それを選んだ奥様への感謝の想いが蘇る。そしてこの日「J.P. TOD’S サルトリアル」を履いた驚きの経験が、快適さと愛に象られたトッズのイメージに、「アート・オブ・クラフツマンシップ」という新たな世界観を重ねることになった。

福田氏が大学を卒業して入社したのはアメリカIT企業の日本法人。シリコンバレーの自由なカルチュアの下、日本で6年間働いてから自らの希望でアメリカに赴任し、3年後、サンフランシスコに本社を置くセールスフォース・ドットコムに入社、帰国後は日本の営業部門の責任者になった。その後、2014年のマルケト日本法人開業とともに、代表取締役として携わり今年で5年目を迎える。


東京・表参道のトッズブティックに設えられた「J.P. TOD’S サルトリアル」専用コーナーでメゾンの世界観を存分に楽しむ福田氏。同コレクションは、最高峰のプレステージラインとして、ミラノのスピーガ通りにある本店や上海の旗艦店など世界でも限られたブティックでのみ販売されている。

この数年でマルケトのエンゲージメント・マーケティング・プラットフォーム導入企業は日本で600社を超え、成功例は枚挙にいとまがない。17年には、パブリッククラウドにおけるマルケトのインフラの拡大と、AIやマシンラーニングの共同開発に向け、グーグル・クラウドとの提携が発表されたことも記憶に新しい。マーケティングに定評があるグーグルとマルケトとの提携は、マーケターにとってのベストマッチと言っていい。

「エンゲージメントとは単純に顧客との接触機会を増やすことではありません。企業が顧客を理解し、顧客は自分が理解されているという絆を感じる、その関係を築くことです。顧客を理解できると、生涯を通じた良質な関係を構築できる。何十年も語られてきたマーケティングの理想が、ITの力を借りてようやく実現できる時代になった。私はそこに大きな可能性を感じています」

現在、社員数は80名を超え、昨年は、Great Place to Work® Institute Japanの、日本における「働きがいのある会社」ランキング、従業員25~99人部門において2年連続でベストカンパニーを受賞。会社ではビジネスカジュアルの服装が多いという。

「マルケトの顧客であるマーケターには、個性的なファッションの方が多く、そこに、スーツにネクタイの来訪者が溶け込むのは難しい。ビジネスはお互いの共感の中で育まれるもの。自分を主張するのではなく、お互いの共通のルールに服装を合わせることを大事にしています。だから、会社にはビジネススーツも用意していますよ」

日々の努力でグッドシェイプを保てば、理想のスーツを着ることはできる。しかし、努力で足の形を変えることはできない。だから靴は、ブランドやデザインではなく、フィット感と快適さを最優先に選んできた。

「先ほどフロアで流れている映像で、いま、履いているトッズのサルトリアルの靴が、熟練したクラフツマンの技術と誠実な仕事を重ね、ハンドメイドでつくられていることを知り感動しました。魂を込めるようなつくり手の想いが、この一足に宿っている。

意外に思われるかもしれませんが、IT企業もこの靴と同じで、開発者や技術者は靴職人のように、それが実現してくれる理想を胸に抱き、その想いを封じ込めるように開発に当たる。提供する私たちはシステムの機能や利便性だけでなく、技術者たちの開発への想いをいかに伝えるかが大切で、それに共感してくれる方が採用してくれるのです」

初期のアップルコンピュータの一体型のプロダクツには、開けることができない筐体の裏側に、ジョブズをはじめ、開発に関わるメンバーのサインが刻まれている。福田氏はスティーブ・ジョブズの伝記でそれを知った。

「表に見えている部分だけで、顧客に共感や感動を与えることはできない」

最初に福田氏が「J.P. TOD’S サルトリアル」の靴を履いた感動の理由を、あえて言葉にする必要はないだろう。あとは「トッズ表参道ブティック」で、その理由を自分自身が確かめるだけだ。

イタリアのアート・オブ・クラフツマンシップ「J.P. TOD’S サルトリアル」

イタリアの賢人曰く、生まれてから亡くなるまで人は、立っているか、座っているか、寝ているか、この3つの姿勢を繰り返し時を過ごす。だから、靴と椅子とベッドだけは最良の品を探せ。これが人生のクオリティを高めるための最も効果的な方法だ。

イタリアで「靴」は、単なるファッションアイテムやツールではなく、人生を豊かにするために不可欠なピースなのだ。それゆえ靴職人は、よりよい人生のために、素材を吟味して、クロスやブラシを使い分けて、人々の靴を仕上げてきた伝統を誇る。


(写真左)選りすぐりのハイクオリティレザーに卓越したクラフツマンシップが融合された「J.P. TOD’S サルトリアル」。福田氏は深い陰影の美しさが際立つブラウンカーフのWING TIP(¥196,000)をセレクト。

一方、第二次大戦後、一気に工業化が進んだイタリアでは、工業の力は大量生産のためではなく、上質な美の普及拡大のための手段と考える経営者たちがいた。イタリア産業界は、ルネサンス期にフィレンツェで開花した、美の希求への伝統も受け継いでいた。彼らは量産のクオリティを見守る「工業のエディター」の台頭を求め、それに応えた人材が、1970年代のイタリアデザインを開花させる。トッズグループ会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏もその中心人物のひとりだ。靴職人の誇りと新たな産業の力。70年代後半、この2つの文化の交点に「トッズ」は誕生する。


↑ 写真左:LOAFER¥196,000|写真右:GOMMINO¥129,000 (ともにダークグレー)

↑ 写真左:MONK STRAP(ボルドー)¥213,000|写真右:LACE-UP(ライトブラウン)¥196,000

あえて説明するまでもないが、ディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏は、祖父が開き、父が引き継いだイタリア・マルケの小さな靴工房を、一代で世界的ラグジュアリー・レザーブランドに築いた、イタリアを代表するトップビジネスパーソンだ。氏は、ラバー・ペブル付きソールを採用した一枚革のドライヴィングモカシン「ゴンミーニ」を開発、ベストセラーアイテムに育て、トッズを世界のトップブランドに成長させた。

「J.P. TOD’S サルトリアル」は、2013年にローンチした、トッズのコレクションだ。同コレクションの発端は、政財界に友人が多いディエゴ・デッラ・ヴァッレ会長の、社交の場でのある発想にあった。

氏の経営者仲間は、プライベートでは「ゴンミーニ」を愛用しているが、ビジネスシーンでは当然のようにビジネスシューズを履いていた。時間が貴重な人々には、ビスポークに費やすいとまもない。一方、トッズには最上級の素材と手業がある。このリソースを、多忙な経営者たちのために提供し、彼らにふさわしいビジネスシューズをつくる。これが「J.P. TOD’S サルトリアル」の出発点だ。リリースと同時に、ミラノ・スピーガ通りのトッズブティックでは、このコレクションを取り揃えた専用フロアをオープン。格式あるジェントルマンズ・クラブを想起させる贅沢な空間は、「J.P. TOD’S サルトリアル」発祥の文脈で捉えるなら、会長が大切な友人を招くサロンと見ることもできるだろう。

イタリアのアート・オブ・クラフツマンシップが息づく「J.P. TOD’S サルトリアル」専用フロアは、その後、LAビバリーヒルズ、パリ、上海をはじめ世界各都市で展開が進み、日本では東京の「トッズ表参道ブティック」3階に開設された。

「J.P. TOD’S サルトリアル」の靴づくりは、素材となる革の、タンニング時の化学物質除去から始まる。繰り返し行われるトリートメントで、革本来の表情と存在感を引き出した後は、熟練職人が複数のクロスを使い分けて綿密なポリッシングを行って、独特の風合いを導き出す。これらの工程をはじめ、すべてイタリアでのハンドメイド。同コレクションには、ブランド誕生当初の「J.P. TOD’S」のロゴが秘めやかに刻印され、選ばれし者のための選ばれし場所に並ぶのである。


(写真上)特別なテーラーにいるかのような極上な雰囲気で包み込んでくれる専用フロアでエクスクルーシブな体験とともに販売される「J.P. TOD’S サルトリアル」。写真の空間はミラノのスピーガ通りにあるブティックの専用フロア。(写真下左)しなやかな履き心地を実現するハイクオリティレザーには、1970年代後半のブランド誕生当初に使われていた“J.P. TOD’S”のロゴが刻印されている。(写真下中・右)メゾンに2世代にわたって受け継がれている高度なカラーリング技術。4種類のクリームを使い分け、丹念にポリッシングとブラッシングを行う。その手間暇を惜しまないクラフツマンシップが「J.P. TOD’S サルトリアル」の特別な深みのある色合いを生み出している。

人々がトッズを愛するのは、クオリティの高さとデザイン性だけではない。トッズ経営陣は職人たちへの敬意を抱き続け、「美しい製品はよい環境から生まれる」と信じ、ヘルス&ウェルビーイングの実践に早くから取り組んできた。同社はイタリアで最初に、社屋内に従業員のためのジムや託児所などを開設した企業としても知られている。創業の地、カゼッテ・デテには学校校舎も提供した。

さらにトッズは、企業の社会貢献で税優遇措置が適用される以前より、利益の社会還元に力を注ぎ、11年にはローマの「コロッセオ」修復費を全額寄付するなど、ブランドのCSR活動のパイオニアにもなった。こうした経営哲学と地道な取り組みが、トッズ愛用者のロイヤルティと企業価値を高めていることを、最後に記しておきたい。


イタリア・マルケ州にあるトッズの本社工房より、熟練の技をもつ職人が来日
トッズの職人たちが、「J.P. TOD’S サルトリアル」にフォーカスし、コレクションの最大の特徴であるレザーカラーリングを実演。世代を超えて受け継がれる“メイド・イン・イタリー”の技を体験いただけます。同時に「J.P. TOD’S サルトリアル」の商品も期間限定で展開します。アルチザンイベントおよび表参道ブティック以外での商品展開は国内初。アリゲーターでのメイド・トゥ・オーダーもお楽しみいただけます。ぜひ、この機会をご利用ください。

●阪急メンズ大阪:9/26(水)-10/2(火)
●阪急メンズ東京:10 /10(水)-14(日)
☎ 問い合わせ先:各ブティックもしくはトッズ・ジャパン0120-102-578
トッズ
http://www.tods.com/ja_jp/

Promoted by TOD'S text by Kazuo Hashiba photograph by Masahiro Okamura edit by Akio Takashiro

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