その1つは、1カ月以上使用されておらず、バックグラウンドでデータ通信を行なうアプリをアラートで通知する機能。もう1つは、一日の通信容量の上限を設定したら、リミットに近づいた際に通知するものだ。
グーグルは先日、さらに便利な2つの機能をDatallyに追加した。その1つは「ベッドタイムモード(Bedtime Mode)」と呼ばれるもので、就寝時間を設定すると眠っている間のアプリのデータ通信を制限するもの。Datallyでアプリのデータ利用量をチェックすると、就寝中に無駄なデータ通信を行なうアプリが意外に多いことに気づくが、このようなデータの浪費を防いでくれるのがベッドタイムモードだ。
さらに、今回追加されたのが、「エマージェンシー・バンク(Emergency Bank)」と呼ばれるもの。この機能は、緊急時などにどうしても必要なデータ量を設定し、その容量だけは消費しないように保存しておけるもの。エマージェンシー・バンクを設定しておけば、万が一の場合にも安心だ。
通信容量に制限のあるプランでスマホを利用する人にとって、非常に役立つアプリがDatallyといえる。決められた容量を超えた場合、追加料金を請求されたり、通信速度が制限されてイライラすることになるが、Datallyは常駐させるだけで通信量を節約してくれる心強い機能も持っている。