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チェロ奏者 シェク・カネーメイソン (Photo by Lars Borges/Kensington Palace via Getty Images)

高音質のストリーミングサービス「Deezer」によると、今最もホットな音楽のジャンルはクラシックで、世界での再生回数は1年で43%の伸びになっている。その勢いを支えているのが19歳のチェロ奏者、シェク・カネーメイソンだ。

5月の英国ロイヤルウェディングで演奏した彼のデビューアルバム「インスピレーション」は米国のiTunesの総合アルバム・チャートで1位を獲得。シェクは6月13日に発表されたイギリスの音楽賞「クラシック・ブリット・アワード」でも、2部門の栄冠に輝いた。

「シェクがカバーした楽曲『ハレルヤ』の再生回数はロイヤルウェディング以降に177%の上昇となった。クラシック分野では『Calm Piano』と題されたプレイリストも人気になっており、リスナーの約22%近くを18歳から25歳の世代が占めている」とDeezerのコンテンツ担当のChris Baughenは述べている。

今回のクラシック・ブリット・アワードでは20歳のサックス奏者、Jess Gillamも「Sound of Classical Poll」賞に選ばれた。さらに、“ブレイクスルー・アーティスト賞”に選出されたTokio Myers(34)も注目の存在だ。ピアノとドラムを演奏し、音楽プロデューサーとしても活躍するMyersは、英国のオーディション番組「Britain’s Got Talent」でのパフォーマンスで一躍脚光を浴びた。

彼のファーストアルバム「Our Generation」は、ポップスやジャズなど様々なジャンルの融合的な作品だが、インタビューでMyersは、このところのクラシックの人気の高まりを実感していると述べていた。

受賞セレモニーで彼は、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とともにステージに立ち、エド・シーランの「Bloodstream」やドビュッシーの「月の光」などを演奏した。

会場となったロイヤル・アルバート・ホールの調査によると、11歳から18歳の音楽リスナーの10人に1人が好きな音楽のジャンルにクラシックをあげているという。ロイヤル・アルバート・ホールでは6月16日に「Cosmic Keys」と題された、子供のためのクラシック音楽のイベントが開催される。

編集=上田裕資

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