テクノロジー

2018.04.30 15:00

米アマゾンの配送センター「ロボット化」部門長に独占取材

(Photo by David McNew/Getty Images)

(Photo by David McNew/Getty Images)

アマゾンで配送センターのロボット化を推進する部門「アマゾンロボティクス(Amazon Robotics)」は、複雑な課題を洗練されたソリューションで解決することを目標にしている。社員らは商品購入から配送までをより迅速に、よりスマートにし、カスタマーエクスペリエンスを向上することに日々取り組んでいる。
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フォーブスは、アマゾンのバイスプレジデントでロボティクス部門を率いるブラッド・ポーター(Brad Porter)に同部門の業務について話を聞いた。

ポーターは幼少時からテクノロジーが好きで、ロボットアームをプレゼントされてからロボティクスに夢中になり、簡単なタスクを覚えさせるのに毎日何時間も費やしたという。彼はマサチューセッツ工科大学(MIT)に進学し、コンピュータサイエンスの学位と修士を取得した。

卒業後、ネットスケープに入社し、その後クラウドベースのテクノロジープラットフォーム「Tellme Networks」を仲間たちと創業した。ポーターの役割は、エンジニア兼プラットフォーム・アーキテクトだった。
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「Tellmeでは大規模システムの開発について多くのことを学んだ。2007年に新しいことにチャレンジしたいと思い、アマゾンに入社した。これまでに『eCommerce Platform Architecture』やドローン配送サービスの『Prime Air』など素晴らしいプロジェクトに携わることができた」とポーターは話す。

彼はアマゾンに11年在籍し、現在はロボティクス部門の責任者として世界中の配送センターのオペレーション改善に取り組んでいる。

「我々は先端技術を安全に導入し、オペレーション効率を高めることを目指している。また、職場環境を整えることで社員のスキルを向上し、より付加価値の高い業務に従事させたいと考えている」とポーターは言う。

ポーターによると、アマゾンロボティクスは2012年の設立以来、配送センターに何万台ものロボットを導入し、世界中で30万人の従業員を雇用したという。
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編集=上田裕資

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