これまでに大麻の販売を合法化した米国の州の中で、カリフォルニアは圧倒的に大きな州だ。今後の米国の大麻産業に多大な影響を及ぼすことになるだろう。「緑は一層、青々と育っていく」ことになると考えられる。
大麻産業を専門とする米コンサルティング会社、ニューフロンティア・データが発表した2017年の年次報告書によると、米国では今年、医療用・嗜好用ともに売上高が大幅に増加する見通しだ。年間売上高は嗜好用が約47億5000万ドル、医療用が約60億ドルに達すると予測されている。さらに、医療用と嗜好用を合わせた売上高は2023年には200億ドルを超え、2025年には240億ドルに達すると見られる。
米国の大麻の年間売上高は今年以降、以下のように推移すると予想されている(単位:10億米ドル)。
出典: The Cannabis Industry Annual Report