ビジネス

2018.01.03 12:30

編集部が選ぶ日本のスタートアップ有望株50選


クロスコンパス
高性能な人工知能技術を簡単に扱えるようにするコアAIシステム「Core-IX」を開発。「AIの民主化」を目指す。

創業者:佐藤聡
創業年:2015.4
資金調達:─

レトリバ
コールセンターの問い合わせ履歴分析など、自然言語処理を駆使したサービス。朝日新聞社と共同研究。

創業者:河原一哉
創業年:2016.8
資金調達:東京大学エッジキャピタル

ABEJA
AIスタートアップ。ディープラーニングを活用した、データ解析プラットフォーム「ABEJA Platform」を提供。

創業者:岡田陽介
創業年:2012.9
資金調達:インスパイアPNBパートナーズ、産業革新機構などから約7億円

MUJIN
人による動作設定の手間を省く、産業用ロボット向け知能化ソフトウェアを開発。「MUJINコントローラ」などの制御装置を提供。

創業者:Rosen Diankov、滝野一征
創業年:2011.7
資金調達:東京大学エッジキャピタル、ジャフコなどから約6億円

産業用ロボットを自律制御させるモーション・プランニングの知能ソフトウェアを提供する東大発ベンチャー。センサーによる3次元認識とコントローラによる動作生成で、これまでどうしても人の手が入らなければ対応しきれなかった障害物の回避や深い箱からのバラ積み部品のピッキングを完全自動化。あらゆるメーカーのロボットで使える汎用性も強みで、すでに三菱電機やデンソーなど多数の企業に導入されている。



Lily MedTech
乳がん用超音波画像診断装置を開発する東大発ベンチャー。2017年、大学発ベンチャー表彰のアーリーエッジ賞受賞。

創業者:東志保
創業年:2016.5
資金調達:─

CDI
人工知能で要介護者のケアプランを作成。愛知県豊橋市と提携して、データのやり取りやケアプランの提供を実施。

創業者:岡本茂雄
創業年:2017.3
資金調達:セントケア・ホールディング、産業革新機構などから約15億円

サスメド
認知行動療法に基づく不眠症治療アプリ「yawn」を開発。すでに治験を開始しており、2020年に医療機器の承認を得て処方予定。

創業者:上野太郎
創業年:2016.2
資金調達:Beyond Next Venturesなどから約1億円

Repertoire Genesis
レパトア解析をはじめとする免疫系の異常を察知する免疫多用解析を開発。併せて免疫系の治療薬や診断薬を提供予定。

創業者:鈴木隆二
創業年:2014.10
資金調達:東京大学エッジキャピタル、Beyond Next Venturesなどから約7億円

ニューロスペース
睡眠をAIで解析し、ソリューションを提供するスリープテック企業。吉野家の勤務者を対象にベータ版の配布を開始。

創業者:小林孝徳
創業年:2013.12
資金調達:リアルテックファンドなどから約1億円

日本医療機器開発機構
高い技術を持つ日本の力を医療機器分野で最大限発揮すべく、医療機器分野でのインキュベーションを展開。

創業者:内田毅彦
創業年:2012.9
資金調達:川澄化学工業、住友ベークライトなどから約6.1億円

「日本発の医療イノベーションを世界に。日本を医療機器産業大国へ」を企業理念に、医療機器における“エコシステムづくり”を目指している。病院や大学、日本医師会との密なネットワークを活かして、埋もれている研究者やアイデアを発掘し、共同開発者として事業化をサポート。また開発者に適切なリターンを分配し、業界全体の活性化を促す。これまで心臓手術用器具や痛み治療機器の開発に携わる。
次ページ > 「次世代の人工知能」、排泄予知ウェアラブルデバイス

文=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN 日本の起業家 BEST100」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事