キャリア・教育

2017.12.10 12:30

仕事を求め新天地に移住 考えるべき6つの要素

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ここ数十年で、仕事を理由として移住する米国人は減ったかもしれないが、機会があれば新しい地域へ移る人はいまだに多い。

映画やテレビの中では、新たな都市へと活動拠点を移して成功を収めることを、わくわくする出来事のように描いているが、実際はそれほど簡単ではない。居心地の良い暮らしを捨てるだけでなく、生活リズムを根本から変えなければならず、日頃から買い物をする食料品店や通勤に使う公共交通機関など、全てが新しくなる。

移住を円滑に進め、わくわくする冒険のような体験にするためには、実際に引っ越しを決める前に詳細な調査が必要だ。将来働く街の探索はもちろん、地元のカフェや緑地などを確認するだけでなく、さらに深い部分まで調査しなければならない。移住を決める際は、次の6つの特徴を備えた活気にあふれる場所を選ぼう。

1. イノベーションと活気にあふれたコミュニティー

あなたが働きたい街は、革新的な人が集まっている場所だろうか? そうであれば、新興企業やスタートアップ、ベンチャー企業など、まさに新入社員が期待するものの土台となるコミュニティーが存在するはずだ。自身が地元のイノベーターにならなかったとしても、やる気のある同僚や才能にあふれた人材に囲まれることになる。

ミズーリ州セントルイスが良い例だ。私はこの街のことを最近まであまり良く知らなかったが、出張時に立ち寄ってみたところ、その活力と若い雰囲気に感銘を受けた。

2. 生活費と給与のバランス

給与の高い仕事を見つけたと思っていたのに、実は生活費をやっとまかなえるくらいの普通の額だった、となってしまっては最悪だ。実際に足を使って見て回り、どこの地域なら健全な暮らしが送れて貯金もできるかを見極めよう。例えば、ペンシルベニア州ピッツバーグは給与水準が標準生活費をはるかに上回っており、生活費と給与のバランス面では最適だ。

3. 通勤に長時間かからない

職場への通勤に毎日2時間以上も費やしたくないだろう。長時間かけて通勤すれば、ストレスが増え、リラックスする機会も減ってしまうので体に悪い。就職先の同僚に通勤時間が平均どれくらいかを聞いておくだけでなく、自分でも実際に移動してみる。
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翻訳・編集=出田静

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