また、ハリス世論調査が先ごろ発表したこの調査結果によれば、それ以上の年代の人たちでも3分の1程度が、500ドルを用意するのは難しいと回答したという。
予期せぬ事態が起きたときのための蓄えが「全くない」ことを認めた人の割合は、37歳以上の28%、ミレニアル世代の34%だった。さらに、緊急時用の備えとして蓄えてある金額が「8000ドル以上ある」という人は、37歳以上では36%だった一方、ミレニアル世代では15人だった。
さらに心配なことに、調査対象としたミレニアル世代の5分の1が、自分の家計が「ひどい状態」または「困窮している」と回答している。
ミレニアル世代は、必需品の購入にお金がかかりすぎると考えていることも分かった(支出の多い項目の1位)。ただ、外食にもお金を使い過ぎているようだ(同2位)。
支出が多い項目はそのほか、衣料品・電子機器など(3位)、交際・娯楽費(4位)となっている。
37歳以上の世代に限って見ると、支出が多い項目の上位は同じだった一方、3位と4位は住宅関連と医療費となった。