これが事実であれば、アップルは既存ユーザーの“乗り換え需要”のみで、1500万台のアップルウォッチを販売できることになる。アップルウォッチは2015年に登場し、現在までに約3200万台が販売されている。来年は新たなユーザーも加わることを考えると、アップルはこれまで以上の台数のアップルウォッチを販売することになりそうだ。
調査では、アップルウォッチ所有者の27%がSeries 3を「必ず購入する」と回答し、22%が「おそらく購入する」と答えた。また、19%は「どちらともいえない」だった。
スマートウォッチ市場には今後、莫大な“伸びしろ”があるとの見方もある。米国人の86%が現状ではスマートウォッチを所有していない。Fluentはアップルウォッチの好調な売れ行きは、消費者のアップル製品への忠誠度の高さに牽引されていると分析する。
iPhone所有者の42%がスマートウォッチを買う場合はアップルウォッチを選ぶと回答しているが、アンドロイド利用者がアップルウォッチを選ぶ率は8%に過ぎなかった。
アンドロイド利用者らが購入を想定するデバイスは、サムスンのSamsung Gearが19%、Fitbitが10%、その他のメーカーとしてはソニーやLG、モトローラやファーウェイの名前があがった。
興味深いことに、アップルウォッチ所有者の3分の1近くが、来年のうちに「製品のアップグレードを行う」と述べた。しかし、他のスマートウォッチの所有者が同じ回答をした比率はわずか6%だった。