2年連続の首位となったダラス・カウボーイズのチーム価値は、およそ42億ドル。前回はそれまで3年連続で1位だったスペイン・リーガエスパニョーラのレアル・マドリードを退け、トップの座についた。
リーグ別に見た各チームの減価償却前営業利益(EBITDA)の平均はNFLが最も高額に上り、9100万ドル(約103億円)となった。全チームの営業利益が2600万ドルに達するNFLは、どのスポーツよりも多い29チームがランキングに名を連ねている。
リストにはそのほか、メジャーリーグ(MLB)の8チーム、米プロバスケットボールリーグ(NBA)と欧州のサッカーチームがそれぞれ7チームずつ入った。50位が2チームとなったため、今回は全51チームの名前が挙がっている。
50位のチームの価値は前回から18%上昇しており、17億5000万ドルとなった。全体的な価値上昇の主な理由は、放映権料の高騰と、選手らとの労使協定の見直しなどだ。
各チームの価値は、フォーブスがNFLと北米アイスホッケーリーグ(NHL)、NBA、MLB、F1、各サッカーリーグ、全米自動車競争協会ストックカーレース(NASCAR)に関して過去一年間に行った調査から割り出したそれぞれの企業価値(負債価値と株主価値の合計)。
以下、上位10チームを紹介する(左から、順位、チーム名、資産価値、昨年比、リーグ種別)。
1. ダラス・カウボーイズ 42億ドル | 5% | NFL
2. ニューヨーク・ヤンキーズ 37億ドル | 9% | MLB
3. マンチェスター・ユナイテッド 36.9億ドル | 11% | サッカー
4. バルセロナ 36.4億ドル | 2% | サッカー
5. レアル・マドリード 35.8億ドル | -2% | サッカー
6. ニューイングランド・ペイトリオッツ 34億ドル | 6% | NFL
7. ニューヨーク・ニックス 33億ドル | 10% | NBA
8. ニューヨーク・ジャイアンツ 31億ドル | 11% | NFL
9. サンフランシスコ・フォーティナイナーズ 30億ドル | 11% | NFL
9. ロサンゼルス・レイカーズ 30億ドル | 11% | NBA