3月3日から北米で発売が開始されたニンテンドースイッチは、発売開始から28日間で90万6000台を販売し、3月も売上首位に立っていた。ソニーのプレイステーション4やマイクロソフトの Xbox Oneらが新機種発表サイクルの空白期にある中で、これは当然の結果とも言える。
また、ニンテンドー3DSの売上も4月に6万8000台を超えていた。6月に新機種の2DS XLの発売も予定される中、2011年発売の3DSがここまで売れるのは奇妙にも映るが、背景にはポケモン人気の根強さがあるのかもしれない。
さらに、ニンテンドースイッチ向けゲームの「マリオカート8 デラックス」の売上も好調で、4月の米国でのパッケージ版の売上は46万本に到達。デジタル版も9万本がダウンロード販売され、合計では55万本を達成。アメリカのゲーム市場で最も売れたゲームとなった。
「マリオカート8 デラックス」の発売開始は4月28日で、NPDの集計期間は29日までだった。つまり、2日間だけでこの驚異的セールスを記録したことになる。ニンテンドースイッチ向けゲームとしては「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」も好調で、ゲーム市場全体ランキングで3位に入った。
ニンテンドースイッチ向けゲームソフトは今後、「ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ」や「ARMS」「スプラトゥーン2」の発売が予定されており、この勢いはまだまだ止まりそうもない。