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2017.05.05 12:30

総額110万ドル、オバマ前大統領の「贈り物」内訳

第44代米大統領バラク・オバマは2009〜15年、100万ドル以上も寄付していたことがフォーブスUSの調べでわかった。

そのうち半分以上は、子供を対象としたチャリティーに寄付している。最大の寄付先は米軍最高司令官らしく、退役軍人の家族を支援するフィッシャーハウス財団。その額は39万2000ドルに上る。
 
また、子供関連のチャリティーに全体の54%を占める19万ドルを寄贈。そこには退役軍人家庭やアフリカ系アメリカ人家庭の子供たちも含まれている。奨学金制度も主要な寄付先だ。

他にも、貧困家庭の撲滅や災害救助、テロの犠牲者家族を支援する基金や活動にも身銭を切っている。内訳は以下の通りだ。

子供:58万1700ドル
退役軍人:42万7100ドル
災害救助:11万8500ドル
その他:11万1000ドル
疾病:10万7000ドル
アフリカ系アメリカ人関連:5万4500ドル
ホームレス・住宅:3万5000ドル

ちなみに、オバマ大統領の在任中の稼ぎは1080万ドル。その多くは自著にの印税によるものだ。

自著からの印税B:450万ドル
(『Dreams From My Father』未邦訳)
自著からの印税A :300万ドル
(『合衆国再生─大いなる希望を抱いて』『きみたちにおくるうたむすめたちへの手紙』)
給与 : 310万ドル
雑手当 : 12万ドル
 

ダン・アレクサンダー = 文

この記事は 「Forbes JAPAN No.34 2017年5月号(2017/03/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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