成功を目指すにあたって、amEcoが答えを出すべき疑問がいくつかある。
・ポケモンGOが成功した大きな理由は、既にポケモンの大きなファンベースがあったからだ。全く新しいプラットフォームであるamEcoは十分なユーザーを獲得できるのか?
・ユーザーはamEcoのリサイクル用ごみ箱にアイテムを入れることでポイントを獲得する。amEcoは支出額が膨大になるのを回避しつつ十分なごみ箱を設置することができるのか?
・環境問題に特に熱心ではない人が、リサイクルのゲーム化に興味を抱くだろうか?
開発チームは先ごろ、マッチボックス・コワーキングスタジオが開催する毎年恒例のスタートアップ企業のコンペティションで2位を獲得した。政府の助成金と地元のパートナーシップを獲得することができれば、足場をより強固なものにすることができる。
ホーマン率いるチームは、ユーザーにデジタル世界の生き物を“救出”させたいと考えているが、それでリサイクル産業を助けることはできるのだろうか? それが分かるまでには、あと数年かかるかもしれない。