フォーブスの推計では、クラスパスの今年の年商は約1億8,000万ドル(約180億円)。クラスパスはこれまでにグーグル・ベンチャーズなどから8,400万ドル(約84億円)を調達しており、2015年時点の企業価値は約4億ドル(約400億円)だった。CEOのカダキアはその12.5%である5,000万ドル(約50億円)分の株を所有していると見られる。
マサチューセッツ工科大学卒で、インド舞踊のダンサーでもあるカダキアは、2010年、ニューヨークのダンス教室をオンライン検索していた時にクラスパスの原型を着想した。フォーブスでは、彼女を将来有望な女性起業家として過去の記事でも紹介しており、先月も2016年版「次世代のスタートアップ」ランキングにクラスパスを入れたばかりだ。
カダキアはクラスパスの今後の展開として、オンデマンドのフィットネス動画やグループランなどの屋外プログラムを準備しているという。
「今後のクラスパスの試みは、全ての人の豊かな生き方の実現を可能にするはずです」