確かに、鼻からコカインを吸引していることは、鼻をすすることや鼻血の原因になる。だが、慢性的に(つまり継続的に)鼻をすするようになる理由は以下に紹介するとおり、その他にも数多くある。
アレルギー
最もよくある原因はアレルギーだ。今の時期(8~11月)なら、ブタクサアレルギーが最も考え得る。また、9~10月にはカビや菌類が原因になることも多い。
慢性副鼻腔炎
副鼻腔炎を起こすと、粘液がうまく排出されなくなり、呼吸が苦しくなる場合がある。また、鼻ポリープなどができたり、鼻中隔湾曲症などの変形が生じたりした場合にも、同様の状態が起こり得る。さらに、ウイルスや細菌、真菌への感染もよくある原因だ。
胸焼け(胃食道逆流症)や嚢胞性線維症、免疫系の問題も、慢性副鼻腔炎の原因となる。
鼻をほじりすぎた?
鼻をほじることが鼻腔の炎症の原因となり、鼻血が出ることもある。
鼻にピーナッツが詰まっていた?
子どもが鼻に何かを詰まらせることはよくある。豆類やピーナッツなどを自分で鼻腔に詰め込んでしまい、それが炎症の原因となるのだ。大人でも、そんなことをしてしまう人はいる。
頭部を繰り返し負傷?
フットボールやボクシング、サッカー、アイスホッケーなどのスポーツで頭部を殴打していることが炎症の原因となったり、脳脊髄液が漏れて鼻腔に入る原因になったりする場合がある。
刺激物への反応
鼻をすする原因となる刺激物には、パフュームやコロン、たばこの煙、空気が悪いことなどがある。トランプは少し鼻が詰まっていたようでもあり、これらのいずれかが原因かもしれない。冷たい空気やまぶしい光なども、原因となる。