次世代のリーダー、ミレニアル世代の育成における6つの原則

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2. 個人としての目標達成と仕事上の目標達成の両方を手助け

有能なミレニアル世代を引きつけ、組織にとどめるには、多様な研修を提供するべきだ。従業員が、個人としての目標と仕事上の目標の両方を達成するのを手助けすれば、彼らはあなたの組織でより力を尽くしてくれるだろう。

3. 学習と成功の機会を重視

複数の調査で、ミレニアル世代は仕事を選ぶにあたって、給与よりも学習や成長の機会を重視するという結果が示されている。彼らは自分の意欲を掻き立ててくれる組織、自分のライフスタイルと価値観に合った雇用主を望んでいる。継続的に意欲を刺激すれば、彼らも結果を出してくれるはずだ。

4. 個人としての成功にも投資すること

従業員にリーダーとしての十分な備えを身につけさせる上では、個々の従業員の成長と成功に投資することがカギとなる。従業員に個人としても、組織の人間としても充実感を得て欲しいという姿勢を明示すことが重要だ。

5. 研修は短期集中型に

ミレニアル世代は毎年恒例の1週間の研修ではなく、もっと短期間ですぐに結果の出る研修を望んでいる。それもただの教育ではなく、楽しむことのできる研修だ。研修はより短期間にし、頻繁にフィードバックを提供してミレニアル世代のやる気を維持しよう。

6. ソフトスキルの訓練への投資を

人材コンサルティング会社デベロプメント・ディメンションズ・インターナショナルの調査によれば、企業が従業員1人のソフトスキル訓練に1,100ドル(約11.2万円)投資するごとに、平均で4,000ドルのリターンが得られる。技術的スキルに重点を置くのではなく、ソフトスキルの訓練も行うことが、あなたの組織の未来に対する投資になる。

将来への投資

アトキンソンは各組織に、現実の問題に直結する、楽しくて行動志向の研修を行うことを推奨している。「ミレニアル世代に対して初日から、彼らの仕事上の目標と個人的な目標の両方を達成できるような魅力ある研修を提供する企業は、投資に対してとてつもなく大きなリターンを得ることができるだろう」

編集=森 美歩

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