米農務省(USDA)と保健福祉省(HHS)が5年に一度公表する「米国人のための食生活指針」(2015年版)と世界保健機関(WHO)は、添加された砂糖の摂取量は、成人の1日当たりのカロリー摂取量の10%未満にとどめるべきだとしている。子供も含め、ティースプーン12.5杯以下にすべきだということだ。これは、缶入りの炭酸飲料水に含まれる砂糖とほぼ同量に相当する。
研究チームによれば、1日当たりの砂糖の摂取量を総摂取カロリーの10%以下にとどめることができるのは、超加工食品の摂取量が少ない20%の人たちだけだ。超加工食品の摂取量を減らすことは米国人にとって、「砂糖の摂取量を減らすための効果的な方法になり得る」と考えられる。