米国のガソリン平均価格が選挙日として過去最高を記録した。今年序盤につけた高値からは下落したものの、1ガロン(約3.8リットル)あたりの全米平均価格は初めて4ドルの大台を超えている。
全米自動車協会(AAA)によると、米国時間11月3日におけるレギュラーガソリンの全米平均価格は1ガロンあたり4.15ドルとなった。前日に記録した4.17ドルからはわずかに下落したものの、選挙日としては初めて4ドルを上回っている。
前回の中間選挙(2022年11月8日)におけるガソリン平均価格は1ガロンあたり3.80ドルだった。ジョー・バイデン前大統領の任期中に行われたこの選挙では、共和党が下院を奪還した一方で民主党が上院の過半数を維持し、共和党にとってはやや期待外れの結果と受け止められた。
ただ、インフレ調整後の実質価格で比較すると、今回の平均価格は2022年の中間選挙当時よりも低い水準にある。
一方、ドナルド・トランプ大統領の1期目に行われた中間選挙(2018年11月6日)当時の価格は1ガロンあたり平均2.75ドルであり、今回はこれを大きく上回っている。なお、2018年の選挙では民主党が下院を奪還し、共和党が上院を維持した。
州別に見ると、平均価格が全米で最も高いのは依然としてカリフォルニア州で、3日時点で1ガロンあたり5.89ドルを記録した。また、上下両院の接戦区で共和党が議席死守を目指す多くの州でも全米平均を上回る高値が続いている。3日時点の平均価格は、ミシガン州で4.47ドル、ペンシルベニア州で4.42ドル、ウィスコンシン州で4.19ドル、アラスカ州では4.76ドルに達した。ミネソタ州とオハイオ州はそれぞれ4.06ドル、4.08ドルと全米平均をわずかに下回っている。一方、注目選挙区を抱える南部のいくつかの州では全米平均を大きく下回っており、ジョージア州は3.57ドル、ノースカロライナ州は3.38ドル、テキサス州は3.63ドル、フロリダ州は3.86ドルとなった。



